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2019年7月5日(金) ガブリヨ報告会を取材しました!【ふじみ野キャンパス:学生記者】

大学2019.07.29

日本でのたくさんの学びを報告!!

 

  7月5日、ふじみ野キャンパス 東館1階 大会議室にて、アメリカ・カブリヨカレッジで幼児教育を勉強しているスペンサーとミミが本学での研修報告を行った。

 2人はふじみ野幼稚園の実習、本学児童発達学科の授業、ホストファミリーとの生活、観光など2週間という短い期間で多くのプログラムをこなした2人は、それぞれが実りあるものだったと報告した。

 本学併設のふじみ野幼稚園では5日間にわたり実習を行い、園児と過ごす時間を楽しんだ。最初は言葉の壁がありうまくコミュニケーションが取れなかったが、子どもはあらゆる方法で伝えようと努力し、ボディーランゲージなどを用いて楽しく遊ぶことができたという。特にこの時期は園庭にプールが設置されており、園児が水遊びを楽しんでいたが、アメリカでは高校以上でしか水泳の授業はなく、幼児期からみんなでプールに入る姿が2人には新鮮だったようだ。

 

本学の学生とは主に授業で交流を持ち、児童発達学科3.4年生の「造形表現Ⅰ」の授業では、学生が段ボールなどを用いて家や船、神社などを作る中、スペンサーはわずか1時間半で子どもがかぶって遊べる大きさの「くるま」を段ボールで制作し、履修している学生を驚かせた。スペンサーは「学生と言葉が通じず、意思疎通が難しかったが、もともとあまりグループワークが得意ではなく1人で作業に集中でき、むしろ良かったかもしれない」と話した。

 

また、明治神宮など東京、埼玉周辺の観光名所を本学の学生とともに巡り、日本ならではの街の雰囲気やお店などを堪能。ホームステイでもこれも日本食が食卓に並び、なかでも「お好み焼き」が好物なミミは、日中の散策でお好み焼きを食べ、その晩もホストマザーのサプライズでお好み焼きを食べたそうで、1日に2度も食べることになるとは本人も予想していなかったようだが、おかわりもして大満足だったようだ。

 

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ホストファミリーでは、折り紙、枕投げなど日本らしい遊びを楽しみ、川下りなど自然豊かな場面を感じる活動もできたようだ。特に手に持って楽しむ花火は印象的で、アメリカでは一般市民が花火を上げることは禁止されているため、一瞬困惑したが、手軽に楽しめる日本の文化に共感したそうだ。

 

 報告会の後は、本学の学生、職員とともに立食の食事会を楽しみ、閉会となった。

 

 

 

 

 

 

 

本学での学びが母国の幼児教育の発展の助けになれば、うれしく思う。ならびに本学の学生もこのような国際交流の機会をより一層活用し、各々の学習、研究に生かしていくことが求められていると感じた。

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学生記者  児童発達学科3年 執印 優莉亜