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2019年 理事長 島田昌和 新春のご挨拶

[ カテゴリ:トピックス ]

01月

1日

2019

新年、明けましておめでとうございます。
 
2018年は学内の様々な場面において教育の成果が見られる一年でありました。大学では、五街道ウォークが中山道の途完結となる節目となり、第3回「新・文明の旅」プログラムでは、中央アジアのカザフスタン、

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ウズベキスタンを訪問、秋には両国から3名の留学生を本学に迎えるという学生の相互訪問を同年内に実現することが出来た年でもあります。また、ふじみ野キャンパスを中心に行ってきた第2回KAWAGOE Wayfindingプロジェクトも大きな成果を生みました。中高では、中学バレーボール部が第48回全日本中学校バレーボール選手権大会において、11年ぶり6回目となる優勝を遂げてくれました。
 
五街道ウォークは、1994年のおよそ400キロを踏破していた第1回の東海道五三次ウォークから通算11回目を迎える大学の伝統行事です。2012年から中山道エリアに拠点を移し、4度に渡って歩んできた中で、今年は沿道の中京学院大学と岐阜聖徳学園大学と交流が深まる一年でもありました。本学30キロウォークへの歩行参加、それぞれの大学の学園祭での相互交流などを含め、距離を超えた親密な活動協力に進展しています。
 
2024年の創立100周年に向けて、2010年より開始した全5回中3回目となる「新・文明の旅」プログラムも円熟し始めました。派遣学生が帰国後、様々な場面において、世界がいかに広く、自分で実際に見ることがどれだけ大事か、また、偏見を捨て、それぞれの国と共に歩むことがいかに重要かを熱く語ってくれたことが忘れられません。
 
ロンドン芸術大学との連携教育プログラムであるKAWAGOE Wayfindingプロジェクトは、双方の学生教職員の連携が増し、短い期間に様々なことを深く理解し、それを目で見て魅了されるような成果に昇華させることができるようになっています。
 
中学バレーボール部は、1年間公式戦負けなしの57連勝の末、全国一を勝ち取り、圧倒的な強さを示しました。この“完全優勝”は、接戦に追い込まれ、この1点を失えば試合の流れが完全に相手に行ってしまうような絶体絶命の状況でも、選手がお互いを励まし合い、プラスに転じさせるすべを身につけたからこそのものでありました。
 
これら以外にも沢山の教育成果が学内のあちらこちらにあがっていますが、ここに挙げたいくつかの取り組みは、永年の積み重ねのうえ、今後も更に継続されていくものばかりです。教育とは継続する中で成し遂げられるものであり、まさに「継続は力なり」の格言そのものです。
 
これらを継続するだけでなく進化させることに大きな意味があると考えています。五街道ウォーク実行委員会は、すでに次なる街道の選定と次世代型プログラムの検討に入っていますし、KAWAGOE Wayfindingプロジェクトもロンドン芸術大学の掲げる社会的影響力のあるアートに本学の人間科学を融合し、次年度モデルを検討しています。「新・文明の旅」プログラムも過去3回の訪問国選定と旅のテーマ設定を踏まえ、2021年に東南アジア地域で実施予定となる第4回のプログラムの検討に入ります。中高バレー部は中学の全国連覇、高校頂点へのチャレンジの向こう3年間としてくれることでしょう。
 
私どもは「教育力日本一」を大きな目標として掲げています。高い目標ではありますが、日本一になるためには一歩一歩目標に近づくプロセスを作り、歩みを進めなければ到達することはできません。「教育」とは何でしょうか。広辞苑には「社会生活に適応するための知識・教養・技能などが身につくように人に教え育てること、またそれによって身に備わったもの」と記されています。
 
社会生活に適応できる人材を育成していくことが教育の本髄でありますが、その社会が短期的に変革している状況下においては、新しい社会を積極的に切り開いていく姿勢が望まれます。そのような人材はいかにしたら生み出せるでしょうか。それこそ社会に貢献できることを生み出す大学の「研究」から育成すべきではないでしょうか。教員や大学院生の取り組まれている研究を大学が充分にサポートし、それを社会に実際に役立つように試行・改良を繰り返していかなければならないでしょう。完成されたものを所与のものとして学ぶことよりも、新たに社会で試されるべきものに対して学生や生徒が一緒に関わり、そのプロセスを学ぶことがこれからの時代に必要な教育力ではないでしょうか。
 
本学で成果を生み出しつつあるこれらの取り組みは、全てこのプロセスに合致しているように感じています。本年はそこで身につけたものを次なる高みで更に試し、「教育力日本一」へ向かう本学のシナリオを明確化させる創立95周年の年としていく所存です。
 
本年も何卒よろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。