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学園紙Pickup 平成25年新春特別号・特集

[ カテゴリ:トピックス ]

01月

11日

2013

真の意味での「自立と共生」の年

学校法人文京学園 理事長/学園長 島田 燁子

 

 

2013_0101_rijicho.jpg 2013年の年頭にあたり、本年の平和、安全と皆様のご健康、ご活躍を心から祈念申し上げます。

 このところグローバル化社会の中で、わが国がこれまでのように活躍するにはどうしたらよいかが議論されています。そしてスピーディな改革への期待が高まっています。今年は待ったなしの改革の年になることでしょう。

 実際、ユーロ圏の財政危機に加えて、尖閣諸島、竹島問題から隣国の中国、韓国との関係が悪化し、日本製品の排除運動が激化して日本経済は大打撃を受けました。

 また、新しいリーダー登場の年でもあり、オバマ大統領の再選、習近平主席の登場、韓国では、初の女性大統領となる朴槿恵氏の登場、そして日本では、民主党から自民党へ政権交代があり、特に日本の場合は、安定した政治が本年の大きな課題になると思われます。そして、何よりも震災復興に総力をあげて取組み、日本が本来持つ力を存分に発揮する年にしなくてはなりません。

 私は、2013年は、真の意味での「自立と共生」を個人も国もしっかりと実行する年であると考えています。

 日本は極東の島国ではありますが、古代から中世にかけてユーラシア大陸から農業技術をはじめ、建築、工芸、文字、宗教、法律等、人が生きるのに必要な様々な技術や文化を取り入れ、それを日本化して固有の風土に合わせて発展、進化させ、生活を営んできました。

 近代になると西欧諸国から科学技術や新しい社会システムを懸命に学び近代国家を築き上げました。多くの非西欧国が植民地化される中で、我が国は独立国家として近代化をなし遂げました。指導者たちは、「独立自尊」と「協力・協調」(自立と共生)を唱え、国民の多くも気概を持って努力をしたのでした。しかし、第二次世界大戦の反省に基づき、大戦後は、国際化の中で「文化」と「経済」に力を注いで自国の発展を図って参りました。

 現代の日本社会が直面している「原発」や「基地」や「日中問題」は大変難しい問題であることは間違いありませんが、「自立」と「共生」の精神に立脚して、粘り強く英知を集め、相手の立場にも立って一歩一歩進めていけば、必ず解決への道が開けると思います。

 生徒・学生の皆様も、自分の人生を楽しく堂々と歩むべく、この「自立」と「共生」を自らの信条としてください。そして目標をしっかり立て、具体的な計画をつくり実行することです。

 文京学院の中学校・高等学校は本年も「誠実・勤勉・仁愛」の実践による人間教育を進めます。クラブ活動の支援はもちろんですが、中学・高校一貫において、「科学塾」「国際塾」の一層の振興を図り、「スーパー・サイエンス・ハイスクール」の名にふさわしい教育の充実を図って参ります。これからの社会は男女共生社会で、女性も生涯働き続けることになっていくと予想されますので、そうしたことを前提に進路を考え勉強することをお勧めします。

 大学においては文京グローバルキャリア・インスティテュート(文京GCI)が、いよいよ本格的にスタートします。一年生で早速、ユーラシア大陸各地へ勉強に行って頂くことになるでしょう。世界があなた達を待っています。挑戦してみようではありませんか。新年を「グローバル市民へのスタートの年」にしましょう。

 私は、皆さんの一人ひとりが主役になって、自分の人生を作り上げる覚悟で自立し、人々と共生していくことを心から願って応援して参ります。

 

 


グローバル・リーダーの育成

文京学院大学・文京学院短期大学 学長 川邉 信雄 

 

 

2013_0101_gakucho.jpg 明けましておめでとうございます。皆様には、すがすがしい新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。

 昨年は、4年に1回のオリンピックの年でした。日本が獲得したメダル総数は38個で6位、過去最多となりました。若い人たちが自分の夢を実現するために懸命の努力を払っている姿を見て、感動された方も多かったことと思います。また、世界的な音楽やバレエなどのコンクールで、日本の若い人たちが優勝するようにもなりました。さらには、京都大学の山中伸弥教授が50歳という若さにしてIPS細胞の研究成果が認められ、ノーベル生理・医学賞を受賞するなど、世界的に活躍をする日本人が多く存在することも確認できました。こうした動きは、成熟社会のもたらした優位な面といえるかもしれません。また、日本人がグローバルに通用しないという通説を覆すものでもあります。

 本学は、関東大震災の半年後の1924年春に、創立者の島田依史子先生によって、「自立と共生」を建学の精神として開校されました。今日のグローバル社会において、この「自立と共生」という建学の精神を備え、国内のみならず、グローバルな社会で活躍できる人材を育成・輩出することに、さらに力を入れていきたいと思います。

 昨年は、2014年の創立90周年、2024年の100周年を目指す本学にとって大きな変化と飛躍の年でした。第一は、100周年を目指して始まった「新・文明の旅」プログラムです。17人の学生と5人の教職員をトルコのアンカラ大学、ブルガリアのソフィア大学とヴェリコ・タルノヴォ大学、そしてルーマニアのクーザ大学に派遣し、現地の大学生などと交流を行い、大きな成果を上げることができました。昨年の秋学期には、ヴェリコ・タルノヴォ大学から2名の学生を受け入れました。さらに、本学とアンカラ大学の経済・経営・アラビア文化担当の教員との間で、また本学と上記4大学の日本研究者との間で国際共同研究を開始しています。

 第二は、「新・文明の旅」プログラムの目標であった「グローバル人材の育成」という構想をさらに進化させた「文京グローバルキャリア・インスティテュート(文京GCI)」です。いよいよ今年4月から動き出します。これは新たなカリキュラムを通して、世界のどこにおいても、またどんな人々とも互いに自立・共生できるグローバル・リーダーの育成を目指すものです。

 第三は、創立90周年事業の一環として、昨年8月に本郷東キャンパス・東本館が完成したことです。今年1月には新S館の建設が始まり、ここには、100周年に向けて、研究や教育の内容を充実するために、またグローバル化やIT化に対応するために最新の施設やシステムが導入されます。

 こうした新たな挑戦に、果敢に取り組んでいきます。同時に、従来本学が謳ってきました「教育力日本一」「地域との連携」「教育と研究の活性化」などは、今年も継続して、より実効のあがる仕組みづくりや、日々の活動に邁進していきます。

 今年の干支は「巳」です。巳という字は子宮が胎児を包みこんでいる姿を示しているといわれます。ここから、巳年は実りの年といわれています。辰年であった昨年に飛躍を願って始めたプロジェクトが多くあります。本年は、これらの種子を手塩にかけて育て、立派な実を結ぶように堅実な1年にしたいと思います。皆様にとって良い年でありますように心よりお祈りいたします。