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学園紙Pickup 平成24年10月31日号 記事詳細・特集

大学2012.11.28

 特集

 

「学園祭大盛況」

各キャンパス趣向を凝らし、生徒・学生パワー全開!

 

 

 学園祭たけなわの秋。文京学院の3キャンパスでも、趣向を凝らした展

示や模擬店、イベントなどが目白押しで、賑やかな2日間となりました。

 

 

 10月20日・21日 本郷キャンパス「文京祭」

 

 「CHALLENGE」をテーマに開かれた第48回「文京祭」。

 校舎建て替え中で正門からの入場ができない状態にも関わらず、2671人の来場者で賑わいました。

 

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  【B's Dining】フェアトレード推進同好会、管弦楽同好会、武道同好会、ゴスペル部、軽音楽部有志、吹奏楽部による日々の努力が伺える発表。男前の男装女子によるコンクールもあり、来場者を楽しませました。華道同好会による華展もイベントに華を添えました。2階では、まんが同好会による「オリジナルイラストの展示・販売」も。

 

 【B館各教室】桜澤ゼミの「戦略経営研究」、大野ゼミの「経営管理研究」、野口(昇)ゼミの「UNESCOと国際文化協力研究」、石黒ゼミの「女性とビジネス研究」、櫻井ゼミの「経営法学研究」、田中ゼミの「グローバル市民運動研究」などの各ゼミの発表も、来場者の注目を浴びました。英語落語同好会の高座は上質な笑いを誘い、キャリアリーダー委員会の「活動報告」、入試広報センター入試グループの「進路相談」も行われました

 

 【ウイングホール】学内英語スピーチコンテストが行われ、安藤夏芽さん(短大2年)が優勝しました。教室を上手に使った演劇同好会による公演も、好評を博しました

 

 【ピロティ】軽音同好会有志、ダンス部、チアリーディング部、パーラメント(THE漫才)による演奏やパフォーマンスが繰り広げられました。生涯学習センターによる「楽しいオカリナ教室」や地元の向丘追分町会・三面大黒天商栄会による「ヨーヨー釣り」も好評。地域の方々が笑顔で対応。群馬県富士見町伝次平倶楽部による新鮮野菜の産地直送販売も大盛況。模擬店も賑わいました

 

 【D館】生涯学習センターによる「楽しい仏像づくり」、五街道ウォーク実行委員会による「写真展示」スカイホールでは軽音楽同好会が演奏

 

 【記念館】和室では、茶道部によるお茶会が開かれ、海外からのお客様も日本文化を堪能しました

 

 【仁愛ホール】21日に木下優樹菜トークショーがあり大盛況でした。

 

 【メセナ】ダンス部とフットサル部による元気なパフォーマンスを実演

  

 

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 文京祭実行委員会の本山千尋委員長(外国語学部3年)は、「今年のテーマ『CHALLENGE』には、文京学院生の一人ひとりが、それぞれの夢に向かって挑戦し続けてほしいという願いを込めています。ご協力くださった企業、地域、大学関係者の皆様に御礼申し上げます」と感謝。

 

 

 

 

 「新・文明の旅」プログラム報告会

 

1031_03.jpg 10月20日、本郷キャンパスで行われた「新・文明の旅」プログラム報告会(主催=同実行委員会)では、川邉信雄学長の開会挨拶に続き、日暮武蔵さん(経営学部4年)が、同プログラムの目的や概要、出発まで1年半の準備期間を経て行った事前学習について説明。その他海外派遣学生は、以下の発表を実施。

 

 

 

【ブルガリア共和国のソフィア大学】

一ッ谷侑奈さん(外国語学部3年)は、「食と美」をテーマに日本とブルガリアでの相違点について、山岸純也さん(経営学部3年)は、「animation Industry」をテーマに「IT+双方コンテンツ+グローバル」の考えに基づくビジネスモデルを展開。山岸さんは、留学中の深山恵理子さん(外国語学部3年)の代わりに「ユーモアと笑顔」のプレゼンも紹介。

 

【同国のヴェリコ・タルノヴォ大学】

橘田美優さん(外国語学部2年)は、被災地ボランティア班とスカイプで交流し、訪問国に被災地の現状を伝えた体験や現地の学生と交流したことなどについて発表。福嶋友美さん(同3年)は、現地で若者言葉の「マジ」についてプレゼンし、伝えることの大切さと楽しさを知りました。石川未来さん(同4年)は、ブルガリアの学生たちの語学習得に対する高い意識について話し、英語教員になる夢を持つ立場で、日本の英語教育を変えていきたいと抱負を語りました。

 

【トルコ共和国のアンカラ大学】

近藤ゆりさん(同2年)は、ホームステイや市内観光などについて発表。同大学の学生からも日本語でプレゼンがあり、その素晴らしさを称えました。

 

【ルーマニアのアレクサンドル・イオン・クーザ大学】

五來美里さん(保健医療技術学部3年)は、「AIDS」をテーマに現地の学生とやりとりした経験について発表。現地の病院で患者と話すチャンスを得て、国際的に活躍できる臨床検査技師になりたいとの思いを強めました。島田美穂さん(外国語学部3年)は、「Our Special Name」をテーマに、私たちの名前には、それぞれ「意味」があることを現地の学生に伝えました。宇津木紀子さん(経営学部3年)は、職人の技が生きる照明器具を例に、4P(Promotion,Place,Price,Product)の考え方をプレゼンしました。

 

【被災地支援ボランティア班】

福原綾佳さん(外国語学部3年)は、東日本大震災の被災地である岩手県遠野市から、スカイプを通じて訪問国の学生に現地の様子や現況を伝え、自分たちに何ができるかを話し合った体験を発表しました。

 

 総括として石川さんは、同プログラムを通じて個々のコミュニケーション能力が向上、ひとつの目標に向かって学部を超えて協力し合うことで協調性が生まれ、全員が成長するという成果を得たことについて話しました。今年前期に、「新・文明の旅総合講義」を受講した大門美帆さん(外国語学部1年)は、先輩の成果に触れて、自ら動いて学ぶことの大切さを学びました。トルコ、ブルガリア、ルーマニアの関連企業・団体、大使館関係者、留学生等同プログラムを支援してくださった来賓の方々が、満席の会場で熱心に耳を傾け、終了後は3カ国のお菓子を楽しみながら歓談しました。

 

 

 

 

 10月20日・21日ふじみ野キャンパス「あやめ祭」

 

 「Restart」をテーマにした「あやめ祭」には、約4600人が来場し、学生と共に楽しみました。

 

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 【アトリウムステージ】オープニングセレモニーの後に「新・文明の旅」実行委員会による発表。続く日本舞踊部では、男子学生の優雅な舞に注目が集まりました。人間福祉学科の梶原隆之准教授が率いるバンド「CHESS」による演奏、手話サークル「あしの会」によるパフォーマンス、吹奏楽サークルによる高らかな演奏にも、来場者が足を止めて聴き入りました。パフォーマー「クラウン・ジェームズ」も校内のあちこちに出没し、来場者を楽しませました。

 21日には、合気道同好会による実演、「ミス・ミスター文京コンテスト」も評判でした。お笑いLIVEでは、「2700」「ハイスパット」「ダンサブル」「ヴィレッジ」が楽しい話芸を披露。締めくくりにはビンゴ大会が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

 

1031_06.jpg 今年の目玉は、「ブルガリアダンス」。ブルガリア共和国大使館のダニエラ・ニコロヴァ書記官はじめ同国からの留学生も来場。ブルガリアダンス講師の石坂史朗氏のリードで、民族衣装を着飾った同ダンス愛好者と共に、172名の来場者が大きな輪になって本場のダンスを楽しみました。

 ブルガリア共和国大使館からは、バラ商品、ワインなどのご提供があり、ニコロヴァ書記官による抽選会では、当選者の笑顔が溢れました。同大使館と本学の結びつきが深まったひとときでした。

 

 

 

 

 

 【講堂】朝一番、文京学院名物「Muscle ProjectⅦ」によるパフォーマンスが展開され、多くの観客が押し寄せました。ダンスサークル「Witch rino bit」の後は、「学生演劇日本一」の地位を獲得した「演劇サークル~ life ~」の公演。その実力を一目見ようと、創部以来初の行列ができました。ソングリーディングダンスチーム「LEOPARDS」のパフォーマンスに、講堂は大盛り上がり。20日には、俳優・塚本高史によるトークショーがあり、沢山のファンが詰めかけました。フラダンスサークル「Welina」の優雅な舞台も大好評

 

 【模擬店】「あやめ祭」の楽しみは、沢山の模擬店!

 以下の団体が出店しました。中山ゼミ、藪長ゼミ、行實ゼミ、QB,sスポーツ研究会、松本ゼミ、軟式野球ムーミンズ、BCC、女子バレーボール部、麺弾~ラーメン同好会~、水泳部―Coral―、新・文明の旅、ボランティアサークルたんぽぽ、理学療法学科4年B組、綿ゼミ、NPO法人cottonrings 、理学療法学科3年、OH!SAY!SHOP!、SCO5、女子ラクロス部、学生会本部、紅茶愛好会アリス、SNP研究会、男女バスケットボール部、地域連携センター「バウムクーヘン」、パネルシアターサークル「ピノキオ」、フアラダンスサークルwellina、朗読劇サークル「こぶた」、児童発達学科4年C組、バドミントン部、ソフトバレーボール部、オープンキャンパス学生実行委員会、スキー同好会・雪猿、フットサル部SCRATCH、硬式テニス部、茶華道部。

 

 【物品販売・展示・発表】以下の団体が創意工夫あふれる活動をしました。作業療法学科、KYO=COM、ダーツ&ビリヤード部、美術部、理学療法学科、新・文明の旅、写真部、日下部ゼミ、地域連携センターBICS、心理臨床・福祉センター「ほっと」、吹奏楽部―JBB―、ふじみ野会(同窓会)、ちえちゃんの部屋、金子ゼミ、文芸サークル「パレット」、朗読劇「こぶた」パネルシアターサークル「ピノキオ」、大槻ゼミ、軽音楽部。

 

 【その他】(公社)全国消費生活相談員協会による相談やアルコールパッチテストも実施。フェイスペイント、絵子頃、Tシャツコン、縁日、フリーマーケット、どうぶつかくれんぼ、ウォーキングビンゴ、工作、ワンパークなども大盛況でした。

 

 「あやめ祭」の特徴は、老若男女・沢山の地域の方々が来場し、あちこちで学生と歓談する姿が見られること。元気いっぱいの学生たちもまた、地域で協働作業に励んでいます。

 

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 これらの笑顔溢れるシーンを目の当たりにしたあやめ祭実行委員会の福田果歩委員長(人間学部3年)は、以下のコメントを寄せてくれました。「今年31回目を迎え、新しい節目を迎えた『あやめ祭』にちなみ、新しい企画に挑戦しました。ご協賛いただいた企業や、ご支援・ご協力いただいた地域の皆様、参加してくださった団体、ご指導くださった教職員、全ての方々に心から御礼申し上げます」

 

 

 

 3キャンパスともに、実行委員長はじめ委員会メンバーが沢山の議論を交わし、来場者の立場に立って創り上げた学園祭。生徒・学生たちが文京学院スピリッツを全開にして、生き生きと活動しました。