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学園紙Pickup 平成24年4月30日号 記事詳細・特集

大学2012.06.12

特集 祝ご入学 それぞれの入学式

自立した人材を育む文京学院

 

満開の桜のもと、平成24年度の入学式が仁愛ホール、文京シビックセンター大ホール、スカイホール、幼稚園ホールで順次行われ、新たな「文京ファミリー」が誕生しました。

 

4月3日「大学・短大・大学院」2012430_n1.jpg

文京シビックセンター大ホールに於いて2回の入学式を実施しました。

午前の部は、人間学部・保健医療技術学部、大学院人間学研究科・保健医療科学研究科。午後の部は、経営学部、外国語学部、大学院経営学研究科・外国語学研究科、短期大学。新入生が厳粛な面持ちで着席し、いよいよ開式。

川邉信雄学長からは、左記の告辞があり、新入生一同、私語ひとつすることなく耳を傾けました。

来賓祝辞は、駐日トルコ共和国大使館臨時代理大使のトゥンチェ・アングル閣下。通訳は、同大使館のディデム宮川氏。本学の「新・文明の旅」プログラムを実施する際、同大使館からは多大な協力があり、本学と深い交流が続いています。来賓紹介に続き、人間学部教授として、全ての学部等で1年生の必修科目「人間共生論」を担当する島田燁子理事長・学園長はじめ、代表の教授陣紹介がありました。

 

午前の部の在学生歓迎の言葉は、ふじみ野キャンパス学生会の齊藤遼会長。それに応えて、新入生代表の渡邉翔太さん(大学院人間学研究科)、寺島千香子さん(大学院保健医療科学研究科)、長田愛里さん(人間学部)、渡邉湊波さん(保健医療技術学部)が登壇。それぞれのマイ・ステイトメント(大学生活で成し遂げたい目標や夢を達成する誓い)を宣言しました。

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午後の部の歓迎の言葉は、本郷キャンパス学生自治会の小山留佳会長。マイ・ステイトメントは小島秀紀さん(大学院経営学研究科)、遠藤大輔さん(大学院外国語学研究科)、髙久さえりさん(経営学部)、岩切沙樹さん(外国語学部)、根崎美萌さん(短期大学)。 それぞれ、川邉学長から激励を受け、固い握手を交わしました。

最後に、学園創立100周年に向けた壮大な「新・文明の旅」プログラムの第1回派遣学生(2月29日~3月16日、トルコ共和国、ブルガリア共和国、ルーマニアを訪問した海外派遣班と、3月1日~4日、岩手県でボランティア活動を行った復興支援チーム)による活動報告がありました。

お揃いの白いパーカーを着て報告に臨んだのは、午前の部・佐々木瞳さん(保健医療技術学部理学療法学科4 年) と鳥羽純礼さん(人間学部コミュニケーション社会学科2年)。 午後の部では、一ッ谷侑奈さん(外国語学部3年)らが報告。同プログラムは創立100周年に向け、さらに以下のように展開される予定。

 

【第2回】(2015年)ウクライナ、ベラルーシ、バルト三国等

【第3回】(2018年)カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス等

【第4回】(2021年)ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、インド等

【第5回】(2024年)モンゴル、韓国、中国等

 

司会は、午前の部・森村幸夫ふじみ野キャンパスディレクター。午後の部・竹内秀和本郷キャンパスディレクター、棚橋サンドラ准教授。午後は、日本語と英語2カ国語での司会進行となりました。午前・午後共に、ゴスペル部が式歌・校歌斉唱をリード。国内外で活躍するソングリーディングダンスチーム「LEOPARDS」は華麗なダンスを披露。吹奏楽部は、高らかな演奏で新入生を歓迎しました。その様子を、アングル閣下、宮川氏、島田理事長、川邉学長らが笑顔で見守りました。

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2012430_n9.jpg(告辞)

本学では、「教育力日本一の大学をめざして」という目標を掲げて、学生の皆さんが学習成果を出せるようにさまざまな工夫をしております。

大学にはすでに実証済みの優れた学習システムが多くあり、成果も出ております。昨年、『週刊ダイヤモンド』誌のランキングでは、就職支援体制などが整っている「面倒見の良い大学」として全国で上位3位にランクされています。これは、数年にわたる教職員が一体となった努力の成果といえます。

新入生の皆さんには、2つのお願いがあります。

第一は、とにかく本を読んでいただきたいこと。考えることの源は、本を読むことから生まれます。映像は物事を理解しやすくしてくれますし、情報や知識を容易に得ることができるという利点があります。物事を知ることも重要ですが、もっと重要なのは論理的な思考方法を身につけることです。

第二は、何事に対しても好奇心を持っていただきたいこと。大学では、自分の意志や考えで自由に行動することができます。クラスやサークル活動に積極的に参加して、生涯の友人を作ってほしいと思います。失敗を恐れず、何事にも挑戦してください。

皆さんの要望にお応えできるように、本学ではカリキュラムをはじめ、留学、インターンシップ、ボランティアなどいろいろなプログラムを用意しておりますので、大いに利用してください。

 


 4月10日「生涯カレッジ」2012430_n10.jpg

「1年間の大学」として定評のある同講座は、学内外の一流講師陣による魅力的な講義満載で、毎年大盛況。島田燁子学園長による講義もそのひとつで、当日は「創立者・島田依史子先生」をテーマに、女性が教育を受けにくかった時代、女性教育に命を懸けた依史子先生の生き方について講義がありました。

 

10年近く学び続けている受講者もあり、人生の先輩方の勉強意欲には脱帽です。