保健医療技術学部

教授
長﨑 重信ながさき しげのぶ (Nagasaki Shigenobu)
担当科目 演習テーマ

基礎作業学演習A: 木工、織物、籐細工の基礎技術を身につけ、作業療法への応用を考える。 福祉用具適用学: 福祉用具が障害児・者の生活に何をもたらすか考え、福祉用具の適用方法を学ぶ。 地域作業療法学: 高齢者、障害児・者の地域生活を援助する方法、介護予備軍の高齢者などの健康維持のための作業療法を学ぶ。 作業療法管理運営学: 管理にに関する理論、作業療法部門の管理、作業療法室の設計、ハラスメント対策、感染予防策等  卒業研究: 学生が研究テーマを決め、学生自身が研究を進めるのを指導する。 総合臨床実習Ⅰ・Ⅱ: 臨床評価実習Ⅰ・Ⅱに基ついて、評価から治療の実施をまでの総合実習。 地域作業療法実習: 地域で生活する高齢者、障害者へのかかわりを学ぶ リハビリテーション論(人間学部人間福祉学科): リバビリテーションの歴史からリハビリテーションの実際まで

研究課題
(主なテーマ)

障害者の生活環境、作業療法教育、難病の作業療法、緩和ケアにおける作業療法、QOL

ひとこと

40年以上前に、作業療法士がどんな仕事かあまり分からないままリハビリテーション学院に入りました。教育を受けながら作業療法の魅力が分かってきましたが、それがはっきりしたのは、作業療法士になってからでした。自分が担当した患者さんが地域に戻られて、仕事や生活をしている姿をみて、自分の指導・援助したことが少しは役に立ったのかなと、そのときは自己満足を感じていました。しかし、私にとっては仕事でも患者さんには生活のかかったもっと現実的なことだということが、その後、私が思ったことです。このことを学生につたえていきたいと思っています。

専門分野

身体障害の作業療法(脊髄損傷、難病等)、福祉用具、住環境整備、がんの作業療法、難病の作業療法、QOL(生活の質)

学位

教育学修士

最終学歴

上越教育大学大学院 教科・領域教育専攻 生活健康系コース 家庭 修士課程終了

主な経歴

1981.3 東京都立府中リハビリテーション専門学校 作業療法学科 卒業
1981.4 東京都福祉局 東京都心身障害者福祉センター 肢体不自由科 作業療法士
1987.4 東京都衛生局 東京都立医療技術短期大学 作業療法学科 助手
1989.4 国立療養所犀潟病院附属リハビリテーション学院 作業療法学科 教官
2003.4 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院 作業療法学科 教官
2004.4 国立病院機構 東京病院附属リハビリテーション学院 作業療法学科 教員
2006.4 文京学院大学保健医療技術学部 作業療法学科 教授 現職

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

外部資金その他
競争的資金の
受入・採択
1.臨床実習での対人関係能力向上を目指すグループワークの試み(第2報)−Visual Analogue Scaleを用いて−  第34回 日本作業療法学会  平成12年
2.ALS患者のコミュニケーションエイド操作スイッチの工夫 厚生労働省特定疾患 特定疾患患者の生活の質(QOL)向上に関する研究班 平成13年
3.介護保険制度における住宅改修に関するアンケート −住宅改修に作業療法士が関わるために− 第41回 日本作業療法学会 平成19年
4.長崎重信他: 作業療法士 グリーンノート 専門編 メジカルビュー社 2008
5.長崎重信他: イラスト作業療法 ブラウンノート メジカルビュー社 2008
6.長崎重信他: 作業療法士 ポケットレビュー帳 メジカルビュー社 2008
7.長崎重信他: 作業療法学ゴールド・マスター・テキスト 4 身体障害作業療法学 メジカルビュー社 2010

所属学会
国際会議等への参加

国際会議等への参加
日本作業療法学会、日本リハビリテーション工学会、日本作業行動学会、日本作業科学研究会、日本保健科学学会、終末期・緩和ケア作業療法研究会

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動