保健医療技術学部

准教授
上田 泰久うえだ やすひさ (Yasuhisa Ueda)
担当科目 演習テーマ

理学療法概論、運動療法学基礎実習、リハビリテーション整形外科、日常生活活動学実習、バリアフリー、地域理学療法学演習、運動器系理学療法学実習、卒業研究、理学療法ゼミナール

研究課題
(主なテーマ)

1)「頭痛,首・肩こり,頸部痛」を誘発する病態メカニズムの解明

2)「座位姿勢に伴うアライメント変化」と「頸椎の病態運動」の検証

3)症状を改善させる「運動療法」と「セルフケア」に関する技術の開発

ひとこと

■学生の皆さんへ…学生時代に多くのことを経験してください。その経験を生かして自分の人生をしっかり歩みましょう。充実した学生生活が送れるように教員一同サポートしますので、一緒に頑張りましょう。

■臨床の先生方へ…運動療法の技術が向上できるような臨床に役立つ研究・教育を常に意識しています。頭頸部・体幹・上肢の評価と運動療法を体系化して、症状で悩んでいる方々に還元したいと思います。

専門分野

頭頸部・体幹・上肢の運動器疾患に対する理学療法

学位

博士(医学)

最終学歴

東京医科大学 大学院医学研究科 博士課程 修了

主な経歴

2000年4月 横浜新緑総合病院 リハビリテーション科

2007年4月 文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

詳細は,リサーチマップ: https://researchmap.jp/11_12

書籍等出版物(筆頭のみ掲載)

≪著書≫

・ 理学療法士が教える 自分でできる首コリ・痛みの治し方 .マイナビ出版,2022.(単著)

・ 症例動画から学ぶ臨床姿勢分析[実践リハ評価マニュアル].ヒューマン・プレス,2021.(編集協力)

・ 骨関節理学療法学 第2版[標準理学療法学 専門分野].医学書院,2021.

(分担執筆:頸部疾患の理学療法,p209-217)

・ 運動のつながりから導く姿勢と歩行の理学療法.文光堂,2020.

(分担執筆:頸部から診る姿勢と歩行,p10-23)

・ 病態動画から学ぶ臨床整形外科的テスト[実践リハ評価マニュアル].ヒューマン・プレス,2020.

(分担執筆:第Ⅲ部 第1章 事件現場「頸部」,p238-244,p250-253)

・ 肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション[痛みの理学療法シリーズ].羊土社,2018.

(分担執筆:頸部の解剖 ,p152-161)(分担執筆: 頸部のバイオメカニクス,p162-175)

・ 新ブラッシュアップ理学療法-新たな技術を創造する臨床家88の挑戦-.ヒューマン・プレス,2017.

(分担執筆:頭頸部の安定化に対する評価とアプローチ,p9-12)

・ 運動のつながりから導く肩の理学療法.文光堂,2017.

(分担執筆:頸椎の機能解剖とバイオメカニクス,p112-113)

・ バイオメカニクスと動作分析[エキスパート理学療法].ヒューマン・プレス,2016.

(分担執筆:頸部運動療法のバイオメカニクス的解釈,p120-128)

・ 理学療法技術の再検証-科学的技術の確立に向けて[理学療法MOOK17].三輪書店,2015.

(分担執筆:頸部・頭部に対する理学療法技術の検証,p84-94)

・ 若手セラピストのための整形外科アプローチ(電子書籍).エターナル出版,2013.

(分担執筆:姿勢・動作分析から展開する頸椎疾患の理学療法)

・ 外来整形外科のための退行変性疾患の理学療法.医歯薬出版,2010.

(分担執筆:変形性頚椎症,p91-105)

・ 消っして忘れない運動学要点整理ノート.羊土社,2009.

(分担執筆:演習問題 歩行,p41-47)

≪DVD≫

・ 頸椎の機能解剖と臨床応用-頸椎の病態運動から展開する評価とアプローチ-(DVD1巻).ジャパンライム,2016.

論 文(筆頭のみ掲載)

≪学術論文・雑誌論文≫

・ 情報機器作業における障害予防の指導ポイント.理学療法ジャーナル,57(12):1491-1493,2023

・ Relationship between scapular elevation exercises with different alignments and activity of trapezius and levator scapulae muscles. Journal of Physical Therapy Science,35(11):751-756,2023

・ 関節リウマチ患者の座位・臥位における姿勢・動作の指導.理学療法ジャーナル,57(11):1374-1375,2023

・ 骨・関節の画像のデータ収集と解釈の進め方.理学療法,40(9):844-851,2023

・ 座位姿勢の上肢・上肢帯アライメントが頸部の筋硬度および可動域に及ぼす影響.理学療法科学,37(1):71-75,2022

・ 肩こりに関係する筋肉に対するセルフケアのコツ.PTジャーナル,56(9):1116-1117,2022

・ 座位姿勢における頭頸部の運動と脊柱アライメントの関係.理学療法科学,36(4):511-514,2021

・ 足部の末梢神経と内在筋に対する運動療法.理学療法ジャーナル,55(4):436-441,2021

・ 頸部の末梢神経と軟部組織に対する運動療法.理学療法ジャーナル,54(9):1022-1026,2020

・ 高齢者における立位姿勢の安定性と頭頸部肢位・足指筋力との関係.理学療法科学 34(1):1-5,2019

・ 後頭下筋群に対する運動療法を実施するためのコツ.PTジャーナル,53(7):706-707,2019

・ 後頭下筋群を段階的に触診するためのコツ.PTジャーナル,53(6):588-589,2019

・ 頸椎症・首こり・肩の痛み-頸椎疾患と姿勢・運動との関係-.健康一番・けんいち,ベースボール・マガジン,Vol.20:10-17,2019

・ 頸椎症・首こり・肩の痛み-後頭下筋群のセルフケアで首こりを治す-.健康一番・けんいち,ベースボール・マガジン,Vol.20:30-37,2019

・ 頸神経叢の皮枝に関する肉眼解剖学的観察.The Journal of Clinical Physical Therapy,Vol.17:45-49,2016

・ 頭痛・頸椎症性神経根症に対する理学療法.理学療法ジャーナル,49(5):403-410,2015

・ 脊柱の機能解剖と運動療法-腰椎の退行変性疾患について-.理療,45(2):3-8,2015

・ 研究の流れを学ぼう-学会抄録および研究論文の書き方 実践-.理療,44(2):38-41,2014

・ 大後頭神経の肉眼解剖.The Journal of Clinical Physical Therapy,Vol.16:39-41,2014

・ 頭痛の病態と運動療法.理療,43(2):52-58, 2013

・ 頸椎疾患に対する評価と治療.理療,42(4):67-72, 2013

・ 頭頸部アライメントが重心動揺に及ぼす影響.理学療法科学,27(3):269-272,2012

・ 姿勢の非対称性が頚椎の回旋に及ぼす影響.理学療法科学,27(1):37-40,2012

・ 頭部肢位の違いが後頭下筋群の形態に及ぼす影響.文京学院大学保健医療技術学部紀要,第4巻:13-18,2011

・ 上半身質量中心位置の変化と頚椎の回旋可動域の関連性.文京学院大学保健医療技術学部紀要,第3巻:1-6,2010

・ 頭頚部の運動解析-姿勢変化に伴う頚椎運動-.国際医療福祉大学大学院 修士論文,2007

競争的研究費の獲得

・ 科学研究費補助金:基盤研究(C) 研究代表者 上田泰久(2020年度~2022年度)

研究課題『頭頸部の慢性疼痛の誘発因子に対する運動療法技術の開発』

所属学会
国際会議等への参加

・日本理学療法士協会 ・埼玉県理学療法士会 ・日本運動器理学療法学会 ・日本整形外科超音波学会 ・理学療法科学学会

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動

共同研究 

・ 2022年度 文京学院大学総合研究所 共同研究(研究代表者:大川孝浩)

研究課題『自然歩行における基本的歩行パラメータとFree momentの関係』

・ 2016年度 文京学院大学総合研究所 共同研究(研究代表者:上條史子)

研究課題『姿勢安定度に寄与する身体機能についての検討』

・ 2009年度 文京学院大学総合研究所 共同研究(研究代表者:具志堅敏)

研究課題『皮膚・皮下組織の可動性に関する研究』

・ 2008年度 文京学院大学総合研究所 共同研究(研究代表者:望月久)

研究課題『主観的運動感覚を用いた運動指導方法に関する基礎的研究』

社会的活動

・(公社)埼玉県理学療法士会 臨床実習指導者講習会 講師・世話人(2019年~現在に至る)

・(公社)埼玉県理学療法士会 教育局研修部 部長(2011年7月~2013年6月)

・ 第19回埼玉県理学療法学会 運営局員(2010年1月~2010年12月)

・ 第31回臨床歩行分析研究会定例会 運営局員(2009年1月~2009年12月)

・ 臨床歩行分析研究会ニューズレター編集委員(2004年4月~2006年3月)