人間学部

2017年3月6日 海外フィールドワーク カナダ(11)

2017.03.07

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【海外短期フィールドワーク2017年(2016年度)リアルタイム報告11】

海外フィールドワーク紹介のページはこちら

カナダブリティッシュコロンビア州立トンプソンリバーズ大学で

今年(2017年2月〜3月)も海外短期フィールドワークが行われています!

午前中は英語、午後は現地の専任の教授陣4名から心理学を学ぶことができる、日本でも有数(おそらく日本の唯一)のプログラムです。

臨場感をもってお伝えするために画像サイズが大きめです。読み込みに多少時間がかかります。ご了承ください。

 

2017年3月6日
 
更新が滞ってしまい、すみません。先週の後半および週末については、また別途ご報告しますが、まずは最新のニュースから。今日の午後はTRUの心理学科の学生に主に心理学関連の日本語を教えることを通じてコミュニケーションをとろう、という企画。教員のセリーナに加えて5名の心理学科の学生が参加してくれました。こうやって日本語の専門用語と英語の専門用語を比較しながら、そしてTRUの学生にはそれを覚えてもらいながら、英語→日本語、日本語→英語の学習を行っていきいます。
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雰囲気は和気藹々としていて、皆、リラックスしながら相互のコミュニケーションをとっていましたね。前頭葉 : frontal lobe、頭頂葉 : parietal lobe、側頭葉 : temporal lobe、後頭葉 : occipital lobe。このような基本的な専門用語でさえ、両法の言語で覚えると新鮮です。TRUの学生いわく、「日本語の響きが美しい」、ということです。そんなことを意識したことがないので、うれしいような、不思議な感覚ですね。その他にも、長期記憶 : long term memory、短期記憶 : short term memory、、、沢山の日本語の専門用語を一緒に学ぶことで、英語の勉強にもなるのでしょう。

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TRUの学生のみなさん、とても覚えが早いです。発音もほぼ完璧。ただ、「短期記憶としてしか、もたないなあ」。

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心理学用語に留まらず、基本的な用語、たとえば身体の部分の日本語も一緒に勉強。

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普段、教えてもらうばかりの相手に教える、という経験は不思議な感覚ですね。でも最新の知見も、「人に教える」という行為がもっとも記憶として定着するために優れた方法である、という見解を示しています。学んだら、誰かにお伝える。ご家庭でもそういうことをやっている学生の皆さんも多いと思います。これは、学習したことの復讐としては、最高の方法の一つだと思います。

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やはり最後は皆さんで集合写真。TRUの心理学科の学生の皆さん、ありがとうございます。

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午後の授業の後は、本学教員の滞在している部屋に学生の皆さんが集まり、買い出しをし、夕食を食べました。果物、野菜、鶏肉、牛肉、ラザニアなど、盛りだくさん!ステーキも作りました!美味しかったですね。
 

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もうプログラムも残すところあと3日になりました。まだまだ足りない、学びたい、こちらに居たい、でも日本にも帰りたい、いろいろな思いが交錯します。どんなにインターネットやSNSで世界が繋がっても、実際に現地で学ぶこと、経験することの貴さ、難しさ、楽しさ、、、皆さん、感じているのだと思います。とても貴重な体験、プログラムだと、本学教職員、TRU教員、スタッフ、皆が思っています。

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