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時代のニーズに対応した

高度専門職業人養成と研究者の育成

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人間学研究科

 

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本研究科は、高度の英語力、IT 技能、専攻分野に関する専門的な知識の3つをバランスよくあわせもつ専門職業人の育成を目的として、幅広い分野の研究科目によってカリキュラムが編成されています。
具体的には、以下の人材育成を念頭に置いています。
【1】国際関係機関や国際協力団体、さらには国際的な活動を行っている企業など、様々な場所で活躍できる実践的な英語力と国際的な教養を有する人材
【2】英語教育の現場で、高度かつ効果的な英語学習モデルを構築できる英語力や英語教育力、また国際的な教養を有する人材
【3】英語圏(特に英米)の現代の政治や文化の動きについて、独力で情報を収集し仕事に活用するのに必要な実践的英語力と国際的教養を有する人材
したがって、本研究科の入学者としては、実際に国際関係機関・協力団体・企業の現場で活躍しておられる方、英語教育の現場で活躍しておられる教員の方、あるいは英語圏の政治や文化について高い関心を有しておられる方を予定しています。
大学新卒者(ストレートマスター)の場合には、上記【1】【2】あるいは【3】の人材を目標としている方々を予定しています。
心理学専攻 臨床心理学コース(第一種指定大学院)

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臨床心理学の知識と経験を深め、
心の健康を支える知識・技術を持った
公認心理師・臨床心理士を目指します。
また、心理学の研究手法を生かしながら、
企業、心理・教育・福祉機関などで活躍できる
高度な専門職業人・研究者を養成します。

▶臨床心理学の基礎から広範な学問領域までを網羅

心の支援を必要とする人々の状況を理解し、心理・行動面の障害の治療・援助、およびこれらの障害の予防、心の健康を回復する方法を学びます。多彩な実績を持つ教員スタッフにより、臨床心理学心に関する基礎をはじめ、広い分野にわたる心理学科目を網羅し、高度な専門知識と実践技法の修得を目指します。

▶臨床心理学の研究・実践の場を整備

実践的な公認心理師・臨床心理士を育てるため、実習を重視しています。さまざまな領域の外部実習機関での実習のほか、本学の臨床心理相談センターでは子どもから高齢者まで領域の方々の臨床心理相談を行うとともに、学生に対する臨床教育を行っています。また、研修生制度を利用し、大学院修了後に臨床教育を継続することも可能で、公認心理師や臨床心理士資格取得に大きく役立つ環境を提供しています。

▶研究成果を広く社会に還元できる研究者を養成

心とは何か、社会変動のなかで心はどう働くのか、といった問題意識のもと、心の仕組みと健康を保つ方法などについて多面的に学び、心の問題を個人と社会の両側面から考察する専門家を養成します。心理学に求められる歴史的な背景や広範な学問領域を横断し、また、隣接領域の研究者とも連携して、研究成果を広く社会に還元することを目指します。

▶充実した設備での専門領域の研究サポート

脳波・血流・皮膚温測定などの実験設備、また、複雑なデータ処理や実験機器の制御などに不可欠なパソコン、高度な演算処理能力を有する大型サーバーなど、専門領域の研究サポートする環境を整えています。プログラムなどを自作する必要がある独自性の高い研究にも十分対応可能です。

▶臨床発達心理士の認定科目が履修可能

臨床発達心理士の受験資格に必要な科目を一部履修できます。

▶問題意識を深めたい社会人に学びの場を提供

心理学は、社会の変化と共に大きな変化を遂げており、つねに最新の知識が欠かせません。企業、心理・教育・福祉機関などの幅広い分野で、心理学を学んだ専門家が求められている現代。こうしたニーズに応えるため、これまで社会人として得た問題意識をさらに深める場を提供します。

「公認心理師」を養成

臨床心理学コースを修了し、必要な単位を修めることで公認心理師の受験資格が取得できます。

「臨床心理士」の第一種指定大学院

臨床心理学コースは、(財)日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定大学院としてのコース指定を受けています。臨床心理学コースを修了し、必要な単位を修めることで臨床心理士の受験資格も取得できます。

目標とする人材像

【公認心理師・臨床心理士資格を取得し、知識と技術を実践できる心理臨床家】

複雑化する社会のさまざまな場所で、多くの人が悩み、支援を必要としています。医療/福祉/教育関連施設・相談所、教育現場でそれらの人々の相談に応じ、心の健康をとりもどすための幅広い知識・技術を持った公認心理師・臨床心理士を養成します。

【実践の学としての臨床心理学的考究を深める研究者】

心理臨床の対象となる心理学的問題を考察し、心の問題を多面的に援助するため、臨床心理学の進歩を担う研究者を養成します。

【人間を多面的に理解し、社会に貢献できる研究者】

理論的、実証的な研究を基礎に、人間とそれを取り巻く環境へ理解を深め、高度な研究能力を有する研究者育成を目指します。学会発表や投稿論文執筆などを通し、博士課程進学も視野に入れた指導を行っています。

【企業、心理・教育・福祉機関などの幅広い分野で活躍する専門職業人】

企業の人事労務部門・営業部門・情報処理部門、あるいは心理・教育・福祉関係など、社会と人間の接点となる領域で、人間関係に関わる高度な専門家として活躍する人材を育てます。

外部招聘講師による講演会やグループ・スーパーヴィジョン、事例検討会を実施

〈講演会実施例〉

○高橋 桃子 先生(日本大学医学部付属板橋病院小児科)「小児医療における臨床心理の役割と展望」
○稲田 美和子 先生(自治医科大学付属病院)「緩和ケアにおける臨床心理士の役割」
○亀口 憲治 先生(国際医療福祉大学大学院)「家族心理面接の理論と実際)
○山本 晴義 先生(横浜労災病院)「働く人のメンタルヘルス」
○鵜養 美昭 先生(日本女子大学)「学校臨床心理業務の実際と留意点─学校臨床実習も含めて─」 
○乾 吉佑 先生(専修大学名誉教授)「精神分析的心理療法の見方・考え方」
○宮城 整 先生(長谷川病院活動療法科長)「芸術療法について」
○溝口 純二 先生(東京国際大学教授)「心理療法と身体」
○馬場 禮子 先生(中野臨床心理研究室)「テストバッテリーと力動的解釈」
○内海 健 先生(東京藝術大学保健管理センター)「うつ病臨床の基礎」 
○信田 さよ子 先生(原宿カウンセリングセンター)「DVの加害者プログラムにみる加害者臨床の可能性」 など

〈事例検討会実施例〉

○川嵜 克哲 先生(学習院大学教授)IMG_6703_2.jpg○溝口 るり子 先生(三楽病院臨床心理科長)
○永井 撤 先生(首都大学東京大学教授)
○小坂 和子 先生(東洋英和女学院大学教授)
○佐藤 豊 先生(防衛医科大学) など

●開講の場所

ふじみ野キャンパス(集中講義は本郷キャンパス開講の場合があります)

修士論文論題(例)

□風景構成法における色に着目した振り返り体験 ―色についての気づきと自己理解の検討―

□認知症高齢者の主観的QOL ―「自分らしさ」の語りから―

□大学生の不登校傾向と認知・行動特性との関連 ―認知行動療法への適用を目指して―

□集団療法の見学参加者への効果 ―SSTセッションをとおして―

□中学生における学級の居心地感を向上させる学級活動の効果の検討

□高校生における適応的な対人依存が学校適応感及び主観的幸福感へ及ぼす影響

□社交不安傾向の内的理解に向けて ―箱庭制作と物語を通して―

□地域高齢者における顔見知りの存在と主観的幸福感の関係

□嗜好品との新たな出会いが認知的課題遂行および心理的反応に及ぼす影響

□異なる人間らしさをもつ顔刺激から喚起される感情が「不気味の谷」に与える影響

□心拍変動バイオフィードバック訓練の事例研究 起立性調節障害傾向を対象に

□レジリエンス促進要因の検討 ―環境要因の構造と影響に着目して―

□自宅での生体反応計測による人材コスト削減について

====== 臨床心理学コース トピックス =========================

・平成30年度の本学大学院人間学研究科心理学専攻の対応として、臨床心理学コースにおいて、公認心理師、および、臨床心理士の両方の受験資格が取得できるよう、カリキュラムを整えました。なお、平成31年度以降の公認心理師受験資格取得のための大学院体制については体制整備の計画が進行中であり、今後、HP、パンフレット等で逐次公開していく予定です。

・人間学研究科 心理学専攻 臨床心理学コースは、平成27年度臨床心理士資格認定協会の第一種養成大学院実施視察を受けました。

その結果、審査で総合評価「A」を取得しました。

 

 評価されたこととして、専任教員における専門領域のバランスが取れていることに加え、特に、次の4点が挙げられています。

(1)講義面でも実習面でも多様な学修が可能となっている。

(2)学内実習施設である臨床心理相談センターには、専任教員に加え、常勤のカウンセラーが勤務し、並行面接や事前事後指導を通し、細やかなケース対応、スーパーヴィジョンの受け方、カンファレンスへの参加の仕方などを学ぶ事ができている。

(3)修士課程修了後の卒後教育としての研修生制度があり、臨床心理士を育てていく上で非常に優れたシステムである。

(4)シラバスに記載された授業以外にも、学外の講師によるグループスーパーヴィジョンや講義を複数開講しており、安定した個人スーパーヴィジョンシステムもあり、大学院生が様々な考えに触れながら臨床観を育んでいくことが可能となっている。

 本学としては、この評価に甘んじることなく、多様なニーズに沿った教育が可能となるよう、さらなる努力を積み重ねて参ります。