Bunkyo GCI(グローバル人材育成プログラム)|文京学院大学

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GCI語学・異文化理解留学プログラム(タイコース)報告NO.7

[ カテゴリ:トピックス ]

09月

10日

2016

Sawadee krab

GCI語学異文化理解留学(タイ・タマサート大学)第7回目は、バンコクのいわゆるスラム街にGCI生が訪れましたので報告します。
 
タイ全土で約5000カ所のスラムがあると言われています。スラム街と言ってもその形態も規模もさまざまです。土地を不法に占拠して居続けるスラムもあれば、行政の管理の下で運営されているスラムもあります。そういった意味もあり、最近では「スラム」という表現ではなく「コミュニティ」という表現が一般的になってきました。
 
そのようなバンコク市内にも2000カ所近くあると言われるコミュニテイの中でも最大規模のクロントイ地区で活動するNGO「シーカーアジア財団」にお願いして、バンコクの貧困問題のレクチャーやNGOの活動について説明を受けました。
特筆すべきは、商店が並ぶスラムの表通りではなく、実際にそこで生活している居住地域を案内してもらったことです。人がやっとすれ違うことが出来るほどの細い道が入り組んでいるので、絶対に案内無しでは立ち入ることが出来ない地域です。
途上国の貧困問題をアタマでは理解しているつもりでも、実際に見て聞いて臭いで気付くことは多々ありました。
 
 
IMG_4885.JPG■もともとは日本からの支援で始まった「シーカーアジア財団」に今回の訪問のアレンジをお願いしました。
シーカートはサンスクリット語で教育の意味で、恵まれない子供達に学校や図書館や奨学金や宿舎などのタイで教育支援を行っています。
 
 
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■財団事務局長のアルニー・プロンマーさんにレクチャ−、コミュニティ内の案内、質疑応答などをお願いしました。彼女自身もこのコミュニティの出身だそうです。この地区のコミュニティの問題は「居住権」「衛生」「教育」「麻薬撲滅」の4つで、どれも深刻な問題だとのこと。
 
 
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■コミュニティの中を視察する前と、視察した後の2回、学生からのさまざまな質問もひとつひとつ丁寧に答えていただきました。
視察後、学生から「ここに住んでいる人達は、幸せなんでしょうか?」との本質的な疑問が。確かに、我々の基準からすると信じられないほどの劣悪な環境で生活しているのですが、人々からは悲壮感のようなものを感じることはありません。しっかりとそこで生活している、そういう感じなのです。実際にこの中に入った学生でないと出ない疑問ですね。
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■たまたま明治学院大学の3年生が財団の視察に来ていました。彼女はラオスでの教育支援のための学生団体のメンバーだそうで、前日に中国からこの財団に訪問するためだけにバンコクに来たそうです。明日は、カンボジアに渡り、そこからベトナムとラオスと2週間かけて廻るそうです。
 
 
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■コミュニティの居住地区に入ったとたん、このような風景に出くわします。学生が滞在している地区もバンコク市内ではローカルな雰囲気を残しているのですが、それでもGCI生にとっては衝撃的な光景です。
事務局長のアルニーさんに「タマサート大学のタイ人学生にスラムに入ったと言うとビックリされますよ」と。一般のタイ人は訪れる事がないし、行かない方が良いと言われるのだそうです。でもGCI生は勉強ですから、行きます!!
 
 
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■コミュニティの居住地域に一歩入ると、このように非常に狭い路地だけになります。その路地も複雑に入り組んでいて、案内が無ければ入ることも出ることも出来ないと思います。
 
 
 
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■ここは行政のコントロールのあるコミュニティなのですが、ゴミ収集車が入る道がないので、このようにゴミがいたるところに散乱して異臭を放っています。
 
 
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■このコミュニティは、バンコク港に隣接しており、鉄道に沿って広がっています。1日に数便の列車が通るそうです・・・。
約1時間ほど、2つのコミュニティを見ることができました。
 
 
 
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■財団施設には工芸品を作る作業場や図書館の他、学童が遊べる施設も入っています。コミュニティの子供達と少しだけ交流。
折り紙を持参したのですが、質疑応答の時間に思った以上に時間が掛かってしまい、折り紙交流はできませんでした,残念。

 
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■GCI生もタマサート大学のタイ語の授業で少しはタイ語ができるので、それを駆使して子供達としっかりコミュニケーションをとっています。
 
 
 
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■GCI生から財団に対して僅かですが寄付をさせていただきました。