Bunkyo GCI

GCI語学・異文化理解留学プログラム(中国コース)報告NO.1

2016.08.12

 GCI語学・異文化理解留学プログラム(中国コース)は、提携大学である北京語言大学を拠点として8月2日(火)から9月7日(水)まで実施されます。

                                                                                             

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                  羽田空港での出発風景(GCI生10名+短期留学プログラム参加学生2名)

 

 2日に北京到着、北京語言大学の学生寮にチェックインするとき、GCI生10人のうち8名から、できれば外国人留学生と同部屋にしてほしいと申し出があったので、交渉したところ可能になり、韓国、オーストラリア、トルコ、イタリア、タイ、パキスタン等からの留学生がルームメートとなりました。

             

 

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                             学生寮

 

 4日から中国語の授業が始まりました。世界各国から集まっている留学生が、中国語もしくは英語で「中国語」を学ぶという貴重な体験をします。

 5日午後、日中学生交流会を実施。中国側の参加者は、北京科技大学の学生11名、北京第二外国語学院の学生2名です。交流会では、互いに言語を教えあったり、すきな日本のアニメを話したりして、いろいろ幅広い話題が飛び交っていました。

         

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                              交流会

 

           

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 6日、北京語言大学主催の世界遺産の一つ「万里の長城」見学に参加しました。学生たちはロープウエイで頂上に登り、果てしなく続く万里の長城の雄大さに感動していました。

           

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                            万里の長城にて

 

 週末、北京科技大学の学生たちの案内で外出。買い物や観光をしました。北京での生活を満喫しているようです。

 8日、英語セリフのミュージカル「少林寺カンフー」を鑑賞。北京語言大学の英語専攻の大学院生がチューターとして留学期間中に文京生の英会話や勉強のサポートをしてくれますが、そのチューターとの初顔合わせを兼ねて一緒に鑑賞しました。学生たちはすぐチューターと仲良くなり、劇の内容について質問しながら英会話の練習もしっかりしていました。

 中国では、日本のLINEが使えないため、出発前に参加学生や保護者の方々にWeChat(中国版ライン)をダウンロードしてもらい、現地での連絡や保護者との連絡用に利用してもらっています。

 

 10日、日本語での講座を聴講しました。タイトルは「日中文化の違い」でした。今年9月から、中国政府からの派遣で日本の大学の博士課程に入学予定の26名の国費学生も講座に参加しました。講座終了後、2時間程度交流会を実施し、その後、全員で清華大学を見学し、清華大学の食堂で一緒に食事もしました。この26名の学生の出身校は、北京大学5名、清華大学3名、複旦大学2名、中国社会科学院3名、北京外国語大学2名、など、全て中国トップレベルの大学の修士卒業生で、日本での入学先は、東京大学、早稲田大学、上智大学などとのことです。日本では、英語での授業をうけるため、まだ日本語ができないので、出発までに北京語言大学で6週間の日本語特訓を受けてからの出発となるそうです。本学の学生たちは、交流会当初は、相手の英語レベルに圧倒されそうでしたが、その後、清華大学のキャンパスを見学するころは、英語で質問したり、お互いに連絡先を交換したりしていました。

                  C5.jpg                     清華大学の正門前