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留学体験談

NEW【カナダ】トンプソンリバーズ大学 オンライン留学レポート①

学     :Thompson Rivers University
学部・学科  :外国語学部英語コミュニケーション学科 国際ビジネスコミュニケーション専攻     
留学期間   :2021年8月9日~8月27日           
氏名・学年  :Y・Tさん(参加時:1年生) 



1. オンライン留学の参加動機

 私は、初めての大学の夏休みを自分自身が成長できる夏休みにしたいと思い、このオンライン留学プログラムに参加した。このコロナ禍において、留学することは不可能であると思っていたが、このプログラムの存在を知り、自分の英語力を磨く絶好のチャンスだと思った。さらに、私はアルバイトをしているため、オンラインという形であればアルバイトや日常生活の予定も立てやすいと考え、このプログラムに参加することにした。正直、参加する前は楽しみというよりも不安が多くの割合を占めており、参加しようか迷っていた。だが、本学の先生方による事前授業に加え、GSIオフィスの方々が手厚くサポートしてくれると聞き、一歩踏み出す決心がついた。

2. 開始前に決めた目標
 オンライン留学において、私が決めた目標は「積極的に話す」である。授業中において、発言を求められる機会は多くある。そこで発言することによって、英語で会話することへの抵抗がなくなると考え、この目標を掲げた。

3. 授業内容について
 授業内容は、比較的生徒の興味をそそるものが多かったと考える。グローバルシティゼンシップなどの世界問題について、カナダの文化について、英語のスキル、などなど様々なトピックを扱った。授業を受けていると、やはりわからない単語が出てくることがある。その時は、恥ずかしがらず先生に意味を聞くと、私が理解できる単語を使用して丁寧に説明をしてくれた。特に印象に残っている授業は、ペアワークでカナダのそれぞれの州についてプレゼンをするというものであった。全く違う大学の生徒と個人的に連絡を取り、台本やパワーポイントを一緒に制作し、オンライン留学の最後の週に発表をした。自分たちが調べた州について、本当にたくさんの知識を身につけることができたことに加え、ほかの生徒の発表を聞き、コメントや質問をするのも大変タメになった。さらに、先生と一対一でレッスンを受ける時間が設けられており、私自身の英語力について多くのアドバイスをしてくれた。自分の英語レベルに合わせたレッスンをしてくれるので、楽しくレッスンを受けることができた。先生は常に優しく接してくださったため、どんな些細なことでも不安に思ったことやわからないことを聞きやすかった。授業中にいやな思いをしたことは一つもなかった。一日一日がとてもはやく感じられて、最終日はとてもさみしい気持ちになった。

4. 達成できたこと、達成できなかったこと
 達成できたことは、たくさん英語を話すということである。先生は、授業中多くの質問やコメントを求める。やはりオンラインのため、誰かが反応することで、先生は授業をこのまま進めてよいのかもう一度説明したほうがよいのか知ることができる。私は、これらを求められたときいち早く反応するようにした。たった一言だけでも、先生は嬉しそうにしてくれた。さらに、積極的に発言することによって、求められた瞬間にパッと英語を話すことに全く抵抗がなくなった。達成できなかったことに関しては、Badgesという自主課題のようなものがあり、これは最低3つクリアすることで評価が得られるものであった。もちろん、3つクリアすることはできたが、もっとたくさんクリアしたかったという後悔がある。

5. オンライン留学を今後どう活かすか
 このオンライン留学に参加したことにより、格段にスピーキング能力とリスニング能力が上がったと実感した。さらに、英語という武器をやっと自分のものにできたのではないかと感じた。一対一のレッスンで先生に自分の英語における弱点を教えてもらったため、まずはそこを徹底的に克服し、将来の夢に向かって英語力を向上させたい。そして、今回の授業では文化についても取り扱った。カナダと日本の文化は共通する文化もあったが、やはり違う部分も多かった。そのため、異文化を知り、理解することの大切さも学んだ。これを活かし、グローバルな人材になるために多様な考えや文化を受け入れられる人になりたい。

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                        One to one sessionの様子