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留学体験談

【カナダ】トンプソンリバーズ大学 オンライン留学レポート②

大学     :Thompson Rivers University
学部・学科  :外国語学部英語コミュニケーション学科 国際教養コミュニケーション専攻     
留学期間   :2021年2月16日~3月5日           
氏名・学年  :A・Mさん(参加時:1年生) 


1.オンライン留学の可能性
 2月16日から3月5日までの約2週間のオンライン留学を終えて、私はオンラインでも出来ることは無限にあるのだと感じました。今までは、オンラインでの留学なら現地の空気を味わったり、実際に現地の人たちと話したり、買い物をしたり、料理を食べたりできないのだから行っても意味がないと思っていて、留学するのであれば、実際に行って空気を味わいたいと思っていました。しかし、いざオンラインで留学をすると、カナダ人の先生と話すことができたり、日本人の学生とも全く日本語を使わずに英語で会話をすることができました。
 また、生徒の中には日本人だけでなく、韓国人もいました。韓国人の生徒は皆英語がとても上手で、知っている単語量や文法の知識量も違うなと身をもって実感することができました。今の自分の実力では全然足りないなと感じ、もっと気を引き締めて勉強しないと社会人になってから海外の会社と一緒に仕事をすることになった時や、他国と何か協力して行うときに困ってしまうと思いました。外国語学部やGCIに在籍しているからこそ参加できることや行える活動、学べることがたくさんあると思うのであと3年間で他の国の同い年の子とも対等に仕事が出来るように力をつけていきたいと思います。

2.世界に向けてアンテナを常に張る
 また、もう一つ留学で学んだことがあります。それは、世界の問題について常に目を向けてアンテナを張っておく必要があるということです。オンライン留学中に、世界の貧困について考えたり、世界の環境問題に目を向けたり、人権について考えたり、日本で生活していると普段考えないようなことばかり話題になったり、課題になったりしました。また、それについてしっかりと意見を持っている人が多かったです。日本にいるとそこまで深刻に考えなくても生きていけると思います。しかし、やはりこれからグローバルな世界になると考えるとそのような問題に直面することが多くなると思います。また、皆がそのような問題について深く考え、助け合い、行動することも大切だと思います。これからは授業で貧困などの世界の問題について考えるだけでなく、TEDなどのYouTubeの動画などもみながら、英語を学びつつ、世界の問題について考えていきたいです。

3.英語の勉強方法
 英語の勉強も今のままではいけないと強く思いました。文法を学ぶことや単語を覚えることもとても大切だと思います。しかし、オンライン留学を通して、リスニングとスピーキングの力が圧倒的に足りないのだと気づきました。シャドーイングなどは今まで避けてきましたが、やはり大切なスキルの一つなのだと実感したので、これからの英語の勉強に追加して一日数分でも行うことを目標として実行していきたいです。

4.成長
 このオンライン留学は、課題もそこそこ多く、また、お金の払い方など難しいこと、今までに体験したことのないことばかりでした。そして、いままでだったら自分がそこまで介入しなくても両親が手続きを済ませてくれていたりしました。しかし、今回は大学生になったと言うこともあり、全てのことを自分でやらなければならなかったし、自分自身で選択しなくてはならないことが多くありました。その変化はすごく大きく、大変なことなのだと実感しました。今までどれだけ親に助けてもらっていたのかということに気づき、感謝の気持ちを抱くことができました。
 これからも普段の生活が当たり前ではないのだということ、また、親に助けて貰うことが当たり前なのだと思わずに、自分の行動に自覚を持って行動したいと思います。また、コロナウイルスが終息したら、実際に現地に短い期間でも留学をし、実際の空気や現地の人との交流を通して、たくさんの刺激をもらい、自分の人生に良い経験となるようにしていきたいです。