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【アメリカ】セントベネディクト・セントジョンズ大学 オンライン留学レポート③

[ カテゴリ:トピックス ]

03月

25日

2021

大学     :College of Saint Benedict and Saint John's University    
学部・学科  :外国語学部英語コミュニケーション学科 国際ビジネスコミュニケーション専攻     
留学期間   :2021年2月23日~3月18日           
氏名・学年  :Y・Kさん(参加時:1年生) 



 BSISオンライン留学で私が体験したことをこの文書で報告させていただきます。

1.オンライン留学参加動機
 私がこのプログラムに申し込んだ動機は、英語を母国語とするアメリカ流の授業の雰囲気や仕組みを学ぶためでした。私は文京学院大学で教職を履修しており、将来中学校と高校の教員になる目標を持っています。私自身中学生と高校生を経験し、日本の学校の英語教育に関していくつか思うところがあったのですが、特に気になったのがスピーキング能力でした。文法や読解力は学年が上がるにつれ学習内容(中1:be動詞の使い方→中3:受動態の作り方など)が難しくなり教科書改訂ごとに内容が学年前倒しになっているのに対し、スピーキング力はあまり向上していないように感じていました。実際、日本ではあまり「話す」に特化した授業が他国と比べて少ないというのが現状です。将来教員になったときこの問題を解決できる授業を展開するという私の一つの目標を実現するための一歩として、「アメリカでは英語を使ってどのような授業形態が展開されているか」を経験するのが一番だと思いました。


2.授業から学んだこと
 私が実際オンライン留学を体験して学んだ点がいくつかあります。EFLクラスでは発音とフレーズに特化した授業で、日本の学校ではなかなかない授業でした。例えば私たちが「犬」を英語で発音する際dog(ドッグ)と言ったつもりがdock(波止場)とアメリカンネイティブには聞こえてしまうと指摘されたことや、career(キャリア)ではなくcareer(カリア)と発音することを学んだことが印象的でした。宿題でスピーチや現地パートナーとのさらに他の授業もそうですが、今回の留学の最大の特徴は、授業中全員必ず1回以上意見を述べなければならないことでした。その為いつ指名されるか分からない中で集中して参加しなければという意識が現れました。これは日本とアメリカの授業スタイルの違いの一つだと経験しました。
 Cultural Reflectionsクラスではアメリカの文化と日本との違いに焦点をあてた授業でした。家族や学校など毎回の授業でテーマが変わり、それについてディスカッションするというのが主な内容でした。さらに、授業以外で毎回提示される宿題では、授業資料に記載されたプレゼンテーションビデオであるTEDやYouTubeを視聴し、それについて質問されたことについて自分の意見を英語で書き、さらに自信が感じたアメリカと日本間の文化の違いの具体例を少なくとも一回書くといった内容が課されました。私はこの宿題のおかげでライティング能力の向上に成功したと感じています。
 Japaneseクラスでは現地の日本語クラスの生徒とともに、「和」や「義理」など、日本人でもあまり深く考えたことのなかった日本の文化的背景や思想について英語でディスカッションするという内容の授業でした。現地の学生と時にはお互いに日本語で会話しながらこの少し難しいテーマについて説明したり意見を述べたりもしました。普段は私達の英語力にできるだけ合わせて言葉を選んでくれていた彼らでしたが、いざ逆の立場になってみると、私達が彼らの日本語力に合わせて言葉を選ばなきゃいけないので彼らの大変さが分かりました。
 さらに印象的だったのが、プログラム最終週に実施した私達文京生によるプレゼンテーションです。プレゼンテーションを英語で行うという機会は今まであまりなく(あったとしても日本語で)、意見の出し合いや発表構成作りやPowerPoint資料の作成やリハーサルまでチームで行うのはオンラインゆえに大変でした。私のチームのテーマは「内と外」という人によっては定義する範囲が違う少し難しいテーマでした。どこまで「内」なのか意見が割れたりもしました。しかし最終的に1つにまとまり最高の形で発表を実行することができたので達成感が湧きました。このクラスを通じて、日本人の固定概念や考え方を再確認し、中には教育に活かせる可能性のある事まで発見することができました("外"の概念が日本人の集団の中で意見を言えない原因の1つになっているなど)。



3.パートナー学生や文京生との交流
 また、授業以外にも様々な利点がありました。
 現地に渡航不可のため交流会の代わりとして、一人の文京生に対し2人のCSJUの生徒がパートナーとして会話するという制度が設けられました。私のパートナーとさっそくLINEで連絡先を交換し、平日ほぼ毎日一時間ほどグループ会話をしました。時差の調節をしながら(サマータイムの考慮など)、家族や学校など身近なものについて話したり、私達がEFLクラスで出されたインタビューの宿題にも積極的に付き合ってくれたりしてくれました。特に彼女らが興味を持ったのはバレンタインデーとホワイトデー文化の違いでした。行事の話題は意外と文化間の違いが色濃く出て、どちらにとっても興味深いテーマになると学習しました。CSJUの学生だけでなく、同じ文京生との交流もわたしとってとてもいい機会になりました。コロナの影響の中なかなか機会がない同じ大学の学生との交流、特に先輩と交流する縁を持つことは私の今回のプロジェクトの目的の1つでもありました。新学期からキャンパス内で再び会うのが楽しみになっています。
 またリスニング力の向上も大きな収穫でした。実はこのプログラム終了後、すぐにある英語の試験があったのですが、そのリスニング問題の放送文速の速さが少しゆっくりと感じました。アメリカ人の人々の速さに頑張ってついていった結果、耳が慣れた証拠だと気づくことができ予想外の収穫となりました。今回のオンライン留学心から参加してよかったと思います。次回以降は直接現地へ赴き、留学体験ができればと思います。


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