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【韓国】光云大学 交換留学レポート

[ カテゴリ:トピックス ]

12月

9日

2019

留学先    :光云(クァンウン)大学   
学部・学科  :外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際ビジネスコミュニケーション専攻     
留学期間   :2019年2月20日~2020年12月8日           
氏名・学年  :U・Nさん(留学時:2~3年生)               



1.あっという間の留学生活

 韓国での留学生活は毎日が新鮮な出来事の連続で、気付いたら時間はあっという間に過ぎ9か月が経った。1年間はあっという間だと留学経験者の方々からお話を聞いてきていたため理解してはいたものの、やはり本当に一瞬の出来事の様に感じる。



2.経験に基づいた意見

 目標の一つとして、直接自分の目で見て経験し韓国を知りたいと留学前から考えてきた。私が留学生として過ごしたこの1年間は、残念なことに日韓の関係悪化が激しい年だった。そのため生活するなかで悲しかったことも辛かったこともあった。しかしそういう時には、現地にいるからこそ"実際"を知ることができる絶好のチャンスだということを自分の支えにして過ごした。私はこの経験から、メディアがすべてではないということを実際に再確認することができた。
 私がこの目標を立てるきっかけになったのは、高校生時代に友達が言った忘れられない言葉にある。授業中に仲のいい友達たちが韓国に対して過激な悪口を言ったのだ。私は日本と韓国2つのルーツを持つため、日本が悪く言われる時も韓国が悪く言われる時も心が苦しく痛かった。どちらの国も私の大切な国だからだ。正直その時までは、どんどん変わっていく新しい時代の世界に生まれた私たちは、知りもしない事を決めつけたり固定概念に縛られたりしないと思っていた。しかし、そうではなかった。友達が目の前でそんなことを言うのを目にした当時の私は、悲しさと驚きで頭が真っ白になってしまった。しかし、私は友達に何も言わなかった。なぜならここで私が何かを言えば、私も"知らないのに勝手なことを言う人"になってしまうと考えたからだ。私はその経験から自分の意見を言うために真実を知ることを望んできた。留学中に私が日本人だと知り暴言を吐いたり酷い態度をとる韓国人はおらず、むしろ友好的で親切にしてくれる人が圧倒的に多かった。
 国同士に問題があり、良くない状況であることをわかりながら、お互いを尊重し関係を築くことができた。私はこの経験に基づいた自分の意見を言うことができるようになった。多くの人がメディアで韓国のマイナスなニュースを見たと思う。しかしそれがすべてではないと私ははっきり言うことができる。日韓関係が最悪の中での留学生活だったが、この目標を達成するためには私にとっては"事実"を知ることができた経験だったと言える。




3.ネイティブレベルに近づくために
 
 もう一つの目標として、ネイティブレベルの韓国語に近づきたいと考えてきた。正直この目標に関しては、留学前の韓国語学習量やボキャブラリーなど私の韓国語能力は色々な面で不足していて、留学当初はできないことが本当に多く、自分には大きすぎる目標だと思った。しかし今では会話をしても私が外国人だと気付かない人もいるくらい自由に気持ちを伝え、相手を理解し、自然に会話をできるようになってきた。もちろん、まだボキャブラリーは少なく、知らないことも沢山あり、ネイティブに近づく為には時間がもっと必要だ。しかしこの私が立てた大きすぎる目標の少しを達成できたという事実は、何よりも私を励まし支えてくれた。韓国語の能力を落とさず向上させ続け、よりネイティブに近づくことが私の次の新たな目標である。




4.「みんなの普通」から外れること

 この留学を通して私に起きた変化は視野が広くなったということだ。この留学中に本当に色々な国の人と出会い、沢山話をして知らなかったことを知ることができた。私は人間の生き方には本当に様々な方法があると知った。日本に住んでいると、多くの人が似たような道に進む為その生き方が一般的で普通のことだと思いがちになる。しかしそれはあくまでも日本という小さな国の中で一般的なのであって、この大きな世界の中では一般的ではないこともあるのだ。私にはしたいことがあるが、それは日本の一般的からすると普通から外れることになる。私はもともと一般的ではない事をすることが悪いとは考えていなかったが、私の周りに私と同じことを言う人はほとんどいなかったので、私はまるで一人で賭けに出るかのような気分だった。しかし留学中に様々な考えや生き方をする人たちと出会い、私が望むことは日本で一般的ではないだけで、広い世界の中で考えれば何も問題がなく普通のことであり心配をする必要もないと分かった。私はそれに本当に励まされ、型にはまらずもっと自由になっても良いと知ることができた。そしてそのことから、最初から否定はせず、やりたいことは積極的にチャレンジしていこうと考えるようになった。




5.私に起きた変化

 そして他にも私に起こった変化がある。それは人前で何かをすることに慣れたことだ。韓国では、歌うことや英語を話すことなどを何人もいる中で急に求められることがある。そしてこれは大きな確率で逃げることはできない。これは韓国文化の一つであると私は考える。1年間これに応えてきた私は留学前には無かった度胸と強さが確実に身についた。
 また私はもともと自分の意見や考えを表現する性格だが、留学以前と比べるとより明確に表現するようになったことも私に起こった変化のうちの一つだ。言葉も生まれた場所も育った環境も違う友人たちとお互い母国語ではない言語を使いながらコミュニケーションをすることは、面白くもあり本当に難しいことでもある。勘違いや誤解がないようにはっきりと伝えることが非常に重要であった。その為今まで以上にしっかり考えや意見を伝え表現するようになった。
 この留学が終わった後もこの素晴らしい経験をただの経験として終わらせずに、もっと自分の中で深めていこうと思う。

 

韓国.jpg

 この左の写真はチュソク(韓国のお盆)の時に1学期から仲良く過ごしてきた香港出身の友達と、釜山に旅行に行った時の写真だ。私は海で日の出を見たかったため、日が昇る前から起きて友達と一緒においしいパンを食べながら美しい海と上ってきた太陽を見た。波の音は心地よく、こんなに素敵な風景を見たのは初めてだった。私の思い出の写真だ。

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