国際交流センター

留学体験談

【オーストラリア】スインバン工科大学 短期留学レポート②

学先     : Swinburne University of Technology University    
学部・学科  :外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際教養コミュニケーション専攻   
留学期間   :2017年8月24日~9月19日           
氏名・学年  :K・Mさん(留学時:3年生)               


1.留学のきっかけ
 
私は何度か海外に行ったことがあるが、留学は今回が初体験だった。大学一年生の時から留学することに興味を持っていた。しかし一歩が踏み出せず、やっと大学三年生で行く決心がついた。なかなか決心できなかった理由は、TOEICの点数が大変低く、現地の人と会話が成り立つのかどうか、新しい友達ができるのかなど楽しみよりは不安のほうが大きかったからである。文京学院大学に入った三年間で勇気を出してやろうとしたプログラムが一つもなかった。来年は就職活動があり、社会人になると留学する時間が作れず困難であると感じ、留学するなら今しかないと思い行く決心がついた。

 

2.掲げた目標

 留学の目標は、出発前よりも少しでも英語を聞き取り理解する、現地の人とコミュニケーションをとる、日本と違ったオーストラリアの文化を知り理解を深める、日本人でもオーストラリア人でもより多くの友達を作る、後悔をしない留学生活を送ることが目標であった。

3.現地でのビックリ体験

 現地で驚いたことは、平日は時間通り電車が運行しているが、土日になると自分の最寄駅からフリンダースストリート駅までは行けたのだが、その先からの電車がすべて動いていなかったことである。それが未だになぜ動いていなかったのかわからなかった。日本は一つの線が動いていないことがまれにあっても、すべての線が動いていないことはないので大変驚いた。電車が使えなくてもバスやトラムが頻繁に運行し利用できたので、行きたい所には無事にいくことができた。
 バスの中で両替をしたい人がいて、運転手が代えるお金がなかった時に乗客に代えるお金を持っているか聞いた事だった。乗客もお金を持っていないことがわかると、運転手が近くのマクドナルドへ行き、一人の乗客のために両替しに行っていた。日本はわざわざ近くのお店まで行き両替しないので、オーストラリアは日本よりも優しい国であると感じた。異文化は日本でオーストラリアのことを学ぶより、現地に行ったほうが様々な視点から異文化を知ることができ勉強になった。

4.留学前にしておけばよかったこと

 学校の授業では聞き取り理解することができたが、英語力が低いためホストファミリーの英語を理解するのが難しかった。まだホストマザーの英語は単語やジェスチャーで理解することができたのだが、子供の英語は早口でスラスラ英語を話していたので理解することが困難で苦労した。帰国する一週間前になると耳が慣れ、わかるようになったことから、一カ月以上滞在しないと私は上達することができないと実感した。アルバイトなどでチャットラウンジに行く時間が作れなくても、自宅で英語のドラマや映画を鑑賞し、英語を聞く機会を増やさなければいけないと身をもって感じた。

5.現地での生活

 大学では日本語クラブに参加し、現地の大学生と会話して友達になることができ、目標達成した。留学に参加する前と後で自分自身が変わったと思うことは、人と話すことがさらに好きになり、積極的に話しに行くことができた。オーストラリアにいた一ヶ月間は人見知りすることなく会話できた。
 私は一限から始まる曜日が多かったため、授業が14時半に終わった。下校後、文京の友達やクラスメイト達とシティのほうで買い物やおしゃれなカフェ、レストランに行って楽しい時間を過ごした。また子供たちと遊び、ホストマザーと世界共通の遊びであるUNOをして楽しんだ。土日はブライトンビーチ、DFOアウトレット、メルボルン動物園、子供のバスケットボールの試合、フィリップ島に行き充実し、日本での土日の時間の使い方と違った優雅な時間を過ごすことができた。アウトレットは一人で行ったため、海外でも一人で行動する自信がついた。
 今レポートを書いていると一カ月の生活が蘇り、夢のような時間を過ごすことができた。勇気を出して留学に参加することができ、よい経験をしたと心から思えた。そして私の人生で特別な一ヶ月間となった。

aus.jpg