国際交流センター

留学体験談

2014年9月4日 GCI語学・異文化理解留学プログラム(マレーシアコース)報告No.3

マレーシアに留学中の13名は、マラ工科大(UiTM)での三週間の英語プログラムを9月3日に終えました。その後に続く、社会見学を中心に過ごした三日間についてご報告いたします。
○9月4日(木)
午前中は、翌週の企業訪問を控えてのプレゼン練習に費やしました。
UiTMの教室を借りて、四グループに別れ、実際のプレゼンどおりに、パワーポイントを映しつつ発表の練習をしました。

午後はバスで半時間ほどのところにある、巨大ショッピングモールであるサンウェイ・ピラミッドに出かけました。
一階のスケート場では、こどもたちによるアイスホッケーの競技会が開催されていました。

○9月5日(金)
この日は有名なモスク(回教寺院)を二か所訪問しました。
最初に訪れた国立モスクは、1965年の建設で、三千人を収容でき、ドームは他に例を見ない傘を半開きした形をしています。
これは、唯一の神であるアッラーによる庇護を表しているそうです。
戒律によって、肌や女性の髪の露出が禁じられているため、入口で衣装やスカーフを借りて入場します。
お祈りの場であるドーム内は、以前は異教徒の進入や写真撮影が禁じられていたそうですが、少し中まで入るだけでなく撮影も許されました。

140905blue_sf140908.jpg140905blue_express140908.jpgたまたまモスク内で献血運動が行われており、それにあわせて歯や目の検査が無料で実施されていました。
GCI生で献血に応じた者がいましたが、残念ながら短期滞在者は不可のため、異国での献血はかないませんでした。
しかし多くの者が、歯や目の検査を受け、歯の奥を覗くミラーや手ぬぐいなどの記念品をもらいました。

140905kokuritumosk_ts140908.jpgその後KLCC(Kuala Lumpur City Complex)を訪れました。有名なペトロナス・ツインタワーのふもとにある、これも巨大なショッピングモールです。
最終週に訪問させていただく紀伊國屋さんもここに入っています。

もうひとつは、UiTMからほど近いブルーモスクです。建設されたのは1988年で、ドームの大きさは現在に至るも世界最大です。

さてこの日は、これまで三週間をともに過ごした短期プログラムの参加者二名が、先に日本に帰る日です。
UiTM日本語クラブ員のくるまに分乗して、全員でKL空港まで見送りにいきました。

○9月6日(土)
朝はまず企業訪問プレゼンのリハーサルから始まりました。
寮の部屋で、ナレーションの練習をしました。
強弱のつけ方や、聞き手への視線の配り方など、改善点を確認し合いました。

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夜は寮にほど近いところにあるICT(I City)に出かけました。
ここにも日本語クラブ員が付き添ってくれました。
ここは、電飾された木々や観覧車が夜空に映える遊園地です。
もともとマレーシアの人たちは、電飾が好きで、正月やクリスマスなどの催しの際は、建物や街を電灯で飾る習慣があるそうです。
また、暑い日中を避け、陽が落ちてから屋外の活動を始める習慣であることも学びました。
それにしたがい、夜十一時まであちこちで買い食いをしながら、マレーシア人の娯楽について実体験することができました。