心理臨床・福祉センター
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第2回 ミニワークショップが開催されました

2013.06.04

平成25年5月21日(火)に、第2回ミニワークショップが開催されました。

今回のテーマは「きっと会話が弾む話題の見つけ方」。

定員10名のところ、15名の参加がありました。

 

最初に永久先生から、先生の体験も交えて、初対面の人との雑談する事の大切さやコツについてお話がありました。

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就職の面接など、何気ない雑談のようにみえる会話でも、採用担当者の方は話す様子を見ている、というような実例から、相手に好印象を持って貰うための話題の選び方、会話が途切れないようにするためのコツまで、幅広い内容となりました。

 

その後、2人1組となり雑談をしてみよう、という体験を行いましたが、実際に「何でも良いから話す」という事は難しかったようで、どのグループも最初の話題のきっかけを探し戸惑う姿が見られました。そこで、会話の最初に使えるヒントを永久先生が出したところ、少しずつ話始める組があり、制限時間終わりには、どのグループも笑顔で会話と楽しんでいました。RIMG0197.JPG

「相手が興味ありそうな事、例えば女子大生ならグルメやバイトの話題など、年齢、性別、所属などの情報から推理する。日頃からそのような情報にアンテナを張っておく」「目の前に見えているものを話題にする」など、相手が話しやすいきっかけづくりをする事が、会話を弾ませるきっかけとなります。RIMG0202.JPG

実際に雑談を体験した参加者からは、「すぐには会話に自信がつかないけれど、今後慣れていきたいです」といった感想や「2~3人と話すときはどうすればいいですか?」といった質問があり、会話の技術に関心を持った様子でした。

このミニワークショップで取りあえげて欲しい内容を募ったところ、「グループで話すときの視線の向け方を知りたい」「2~3人で話すときの雑談の方法を知りたい」「人と会話が苦手な人に向けて話す方法を知りたい」「小さい子に話す時にどうすれば良いかを知りたい」「障害者と話す時の方法を知りたい」などといった要望がありました。今後も参加者の希望を取り入れながら、より役に立つミニワークショップを企画していきたいと思います。

次回は6月25日に開催予定です。次回のテーマは参加者から要望があった「少人数のグループでのコミュニケーションスキル」についてです。

学内限定のワークショップですが、参加ご希望の方は「ほっと」までご連絡ください。