第3回「新・文明の旅」現地リポート

2018年3月13日~22日 カザフスタンとウズベキスタンを派遣学生17名が訪問し、現地の学生と交流

「新・文明の旅」プログラム 2018|文京学院大学

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20180318 サマルカンド訪問

2018年3月18日 [ カテゴリ: ]

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 今日は、眠い目をこすりながらホテルのフロントで集合しました。もうこの渡航メンバーが家族のように感じてきました。朝ごはんはアフラシャブ号の中で、フレッシュなトマト、キュウリ、リンゴにかぶりつきました。パッと目が覚めた気がしました。

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アフラシャブ号の中で、先輩と話しながら外を見ると、だんだん建物が少なくなり、まるでカザフスタンを彷彿させるような草原が車窓いっぱいに映し出されました。まさか、カザフスタンと変わらないのか?そんな不安を抱きつつ車内で出されたチャイを一口ゴクリ。 そうこうしているうちに、2時間程でサマルカンドに到着しました。

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  バスに乗ってグリ•アミール廟を目指してると、事件発生。なんと大統領が本日お越しになるため、道路が封鎖されていたのです。そうだった、今日はナウルーズ、ウズベキスタンのお正月だったんだと思い出しました。えーっ!という言葉が車内に響き渡りました。よし、歩くしかない。というわけで20分程歩いてグリ•アミール廟に到着しました。

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着くなり早々、トイレにいたハエと格闘して一汗かいて……、トイレから出て飛び込んできた景色に驚きました。まるでタイムスリップしたように感じました。青いタイルと白のタイルの調和、そこに施される細かなデザイン。今、私はウズベキスタンにいるんだと再確認させられました。   

 歴代の王様のお墓に別れを告げ、レギスタン広場に到着しました。

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 これだ!これこれ!1 年前から夢見てたこの景色!!!

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 左手には、天文学や物理学の原点であるウルベク神学校、右手には、昔はシルクロードを行く際の宿だったシュルダール神学校、そして、真ん中にはテンラカールモスク。朝見てもこんなに素敵なら、夜はどんなにきれいなものなのか…と思い、頭の中でライトアップさせてみました。「ウズベキスタンに来てよかった」と人混みの中、1人幸せを噛み締めていました。

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 テンラカールモスクの中は一言で言えば、金色!友達の瞳が金色に染まっていました。お土産を買って、さあお昼ご飯です。道路は塞がっているし、さてどこに行くのか…。

 保健医療技術学部 石井湖真記

20180317 タシケントに到着

2018年3月17日 [ カテゴリ: ]

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 タシケントに降り立つと、カザフスタンとは打って変わって、日差しの強い春の陽気であった。タシケントは、日本と大体同じ四季の巡りであるが、寒さが和らぐと急に暑くなるらしい。移動中のバスでは、最高気温27℃と表示されていた。

  ウズベキスタンの街は、想像していたよりもずっと綺麗で近代的であった。バスで移動中に街の様子を観察してみると、道路を走っているのは白色の自動車が多いことに気づいた。ウズベキスタンは、日中は日差しが強いため、黒い色の車は紫外線を吸収して車内が非常に暑くなってしまうからだという。したがって、街を走る車は白色が多いのである。

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  ウズベキスタンでは、イスラム教・スンニ派が9割を占め、次いでキリスト教、その他はユダヤ教となっている。しかし、街ゆく人の中では、髪を隠している女性はほとんど見かけなかった。ガイドさんによると、ウズベキスタンのイスラム教信者は心の中で信仰しているため、髪を隠す女性は少なく、中にはお酒を飲んでいる人もいるという。

  今日は、空港についてからウズベキスタンの日本センターを訪問し、ウズベキスタンに派遣されているJICAやJETROの方々の報告を聞かせて頂いた。JICAでは、海外青年協力隊等を通じて多くの国を支援している。私は、以前から海外青年協力隊に興味があったため、派遣されていた方々から将来に役立つお話を聞くことができた。

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また、JETROの方の講義は、ウズベキスタンや中央アジアの経済状況についてであったため、私には少し難しく感じたが、ウズベキスタンの発展について学ぶことができた。

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   講演後は、日本センターで学んでいる現地の方々と交流した。中には、日本語を7年も学んでいる高校生の女の子もおり、本当に皆日本語が堪能であると感じた。

   明日は、朝早くにホテルを出発し、サマルカンドを観光する予定である。日中の最高気温は25℃くらいで晴れる予報であるため、観光を目一杯楽しみたい。

 

                                                     保健医療技術学部 雨宮静香

20180317 カザフスタン滞在最終日

2018年3月17日 [ カテゴリ: ]

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 あっという間の4日間でした!

 今日でカザフスタンは最後になります。私はこの新文明の旅を履修する前までは、「~スタン」とつく国は危ないと思っていました。しかし、実際に4日間カザフスタンで過ごしてみると、印象はガラリと変わりました。現地の学生は、日本語が上手で日本を知ろうとしてくれていました。また、夕飯の時たまたま入ったレストランで、英語が喋れない店員さんとジェスチャーを交えて話しました。カザフスタンの人々は本当に親切でした。


 しかし、現地に行って見て、現地の人はこんなに日本のことを知ろうとしてくれているのに、日本の人々はまだカザフスタンのことを知りませんでした。こんなにいい国なのに知ろうとしていなくて、とても恥ずかしいと思いました。この旅を通して相手の国のことをよく知らないのに勝手に決めつけてしまうのは相手の国に失礼なことだと思いました。これからも日本と良い関係が続けば良いなと思います。本当にカザフスタンの学生と離れるのは悲しいです。これから私たちはウズベキスタンに向かいます!ウズベキスタンでの新たな出会いを楽しみにしています。

外国語学部 小川裕代

20180316 国立中央博物館と日本文化センター訪問

2018年3月16日 [ カテゴリ: ]

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 今日の午後からは、現地学生と日本から留学している学生も加わり、一緒に国立中央博物館と日本文化センターを訪れました。博物館には、古代のカザフスタンについての展示や、またカザフスタンが国交を結んでいる国々のブースもありました。日本のブースには、安倍晋三総理や天皇陛下と一緒のカザフスタン大統領の写真が飾られていました。

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 日本文化センターでは、日本に興味があるカザフスタンの方々との交流をしました。日本人と言うだけで、スターの様な扱いをしてくださり、まるで芸能人にでもなったかの様な感覚でした。カザフスタンの方々は、伝統的な踊りや歌を歌ってくださり、ますますカザフスタンに対する関心が強くなりました。私たち学生からは、名前に漢字をつけるレクレーションを行なったところ、大反響でした。

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 カザフスタンの皆さんが、日本語や日本文化について真剣に学んでいる姿が印象的で、とても嬉しかったです。日本ではカザフスタンと聞いたら答えられる人は中々いない中、日本に興味を持ってくださる方が沢山いらっしゃり、今後益々カザフスタンと日本の交流を盛んにしていきたいと強く思いました。

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外国語学部 松本あゆみ

20180316 プレゼンテーション

2018年3月16日 [ カテゴリ: ]

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16日午前

 早いものでカザフの学生との交流は、今日で最後となりました。

 午前中は大学で日本とカザフの学生がプレゼンテーションを行いました。私たちのプレゼンテーションは、一年間この新文明の旅の授業で学んできたことの集大成です。学生一人一人が緊張しながらもシルクロードへの思いを伝えました。

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 そしてカザフの学生もカザフスタンの文化を流暢な日本語で紹介してくれました。

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 観光名所、スポーツ、食べ物、楽器について、現地の人しかわからない情報をたくさん知ることができました。これこそが現地へ行って交流を行う醍醐味だと感じました。

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 ここで得たカザフスタンの情報は日本で多くの人に伝えたいです。

 外国語学部3年 中村美奈海

20180315 タムガリ遺跡

2018年3月15日 [ カテゴリ: ]

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 バスでの長旅を終え、ようやくタムガリ遺跡へ到着しました。タムガリ遺跡とは、カザフスタン東部に位置し、ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録されている古代遺跡です。

 

 しかし、バスが到着したのはこんなところに遺跡があるのかと思うような周囲とさほど変わらない丘と平原でした。

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入口から少し歩いていくと、表面がつるつるとした岩が峡谷のようになっていて、その岩には馬や山羊などの動物と、夫婦やシャーマンを表現しているとされる人の形をした絵が、数多く描かれていました。大きさは大小さまざまで遠くからでもはっきり見えるものと、近くにきてようやく見つけられたものと様々でした。

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これらの岩絵は最も古いものでは紀元前14世紀頃から描かれはじめたとされ、何の為に描いたのかなど、はっきりとした理由はわかっていないそうです。

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 1時間30分以上の時間をかけて、岩絵だけでなく生贄の儀式が行われた場所とされる祭祀跡や墓所などの遺跡をじっくりと回り、中央アジアの古い歴史と遊牧民が生活する大自然を感じることができました。とても貴重な体験ばかりで、タムガリ遺跡を訪れることができて本当に良かったです。

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 帰り道、時間帯も相まってか反対車線は帰宅する車で渋滞していました。排気ガスが公害になっている、という社会問題の一端を目撃した気分でした。夕食は各自で、私はホテルから徒歩ですぐのレストランに行きました。しかし、メニューは全て現地の言葉で英語も通じず、ジェスチャーでようやく通じたといった状態でちょっとした冒険気分でした。言葉が通じなくても伝えようと思う気持ちがあれば通じるのだな、と思いました。また、店員さんはとてもよくしてくれたので、現地の人の温かさに触れることができました。

外国語学部 安田萌々佳

20180314 アルマティ市内視察

2018年3月14日 [ カテゴリ: ]

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 カザフ国立大学での交流会を終えた後、午後は現地の学生達と共にバザールや国立公園、そして大型ショッピングセンターへ訪れる事ができた。バザールは、日本の「アメ横」のように、食品や衣料品、雑貨など幅広い製品が販売されており、地元の人々の生活拠点になっているようだ。我々は食品市場から衣料店まで回る事で、バザールが現地の人々の生活を具体的にどのように支えているのか視察する事ができた。

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 バザールを視察した後、我々は「28人の戦士とパンフィロフの公園」というアルマティの有名な国立公園に訪れる事ができた。そこでは、第二次世界大戦時に亡くなった戦士を追悼するために、現在でも命日には献花されており火が灯され続けている神聖な場所であった。

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 そして、最後に我々は「MEGA park」という大型のショッピングセンターへ訪問した。私はこのショッピングセンターの訪問を通じて、カザフスタンに対するイメージが大きく変化した。昨夜カザフスタンに到着し、バスで移動していた時には、街灯が少なく、車専門店ばかりで小売店が少ない印象であったが、この日に訪問した「MEGA park」は、様々な有名ブランドを展開し、大きな規模を誇っていたため、カザフスタンの経済を肌で感じる事ができた。

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 また我々はこれらの訪問を通じて、日本では考えられないような出来事を経験する事ができた。我々は現地の学生達と移動する際、まるでヒッチハイクのように一般乗用車をタクシー代わりに利用して移動していたのである。カザフスタンでは、タクシーの数が不足している事もあり、一般乗用車に運賃を支払って目的地へ向かう方法が取られる事がよくあるとのことだった。

20180314 カザフ国立大学訪問

2018年3月14日 [ カテゴリ: ]

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 渡航メンバーは4時間程度の睡眠をとり、フライトの疲れも取れないまま、ホテルで朝食を済ませると最初の訪問先であるカザフ国立大学に向かった。滞在先のホテルから、小雨の中を徒歩10分。グレーのコンクリート建ての校舎に入ると、ナタリヤ学科長と国際交流基金の大西先生をはじめ、日本語コースを専攻する2年生が迎えてくださった。クラスルームに入ると、日本語の書物や祭りのグッズ。ガラス戸棚には茶道の道具が置かれていたりと、一瞬日本の学校に帰ったかと思わせるような光景だ。

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 初日の初イベントは自己紹介だ。カザフスタンの学生2名を含んだ6人程度のグループに分かれて席に座り、テーブルに置かれたお互いが持ち合わせた現地のお菓子を進め合う。少しむず痒いムードで自己紹介が始まった。BGUの学生は渡航前に用意していた自己紹介プレゼンを使いながら「最近の日本の事情、私の気になる社会問題、私の夢」について活発な意見交換が行われた。

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 その中で私はカザフスタン人で中国出身のサウレットさんと将来の夢について語り合りあっていた。彼はカザフ大学の生徒の中でも特に明るいムードメーカーのような存在の人だったが、話の途中から戦争中に中国への移住を余儀なくされた家族の話をしてくれた。それはとても苦しい思い出で、今も続いている。それまで自分の目をまっすぐに見て話してくれていたサウレットさんは、気づくと曇り空の窓の外を見て話していた。彼の薄茶色の虹彩には、母国の家族とのセピア色の想いでが反射しているように感じた。

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 私は経営学部の派遣メンバーの一員として、カザフスタンの経済を豊かにするため、新規事業の可能性を探しに来た。しかし、それは道路の清潔さや街頭の多さだけでは把握できない。本当の豊かさはたぶん、人の心の中にあり、その心を豊かにさせるもので無ければ、意味はないんだ。そのように思考を転換させられた瞬間であった。

 ※ 記事の内容と写真に写っている人物とは必ずしも一致しません。ご了承ください。