第二弾「新・文明の旅」現地リポート

2015年3月4日~3月20日迄、各学部から選抜された学生がポーランド、リトアニア、ラトビアを訪問

第二弾「新・文明の旅」現地リポート|文京学院大学

20150318 リガ四日目

2015年3月18日 [ カテゴリ:トピックス ]

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 今日はラトビアで過ごす最後の日。つまり、私たちの旅がいよいよ終わりを迎える日だ。私たちにとってどのような意味を持つ日になるだろうか。午前中はリガのラトビアの中央銀行を見学しました。ラトビアは2014年1月にユーロを導入し、EU加盟国で18番目のユーロ圏となりました。
 以前、ラトビアで使われていた「ラッツ」という通貨のコインは、デザインがとても優れていたそうです。お金のデザインといえば、人物像やその国の有名な建築物などです。しかし、「ラッツ」の硬貨や紙幣はラトビアの伝統や自然を表すモチーフであふれており、独特な雰囲気のものでした。限定・記念コインには動物が用いられていたり、琥珀が埋め込まれていたりと、日本とは異なるコインの美しさがあります。また、案内していただいたスタッフの方に日本の50円玉や5円玉の様な小さな穴の空いたデザインのコインを見せると、珍しいと驚いていました。
 

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 ユーロ圏の硬貨は、国により裏に描かれているデザインが異なります。例として、今回訪れたラトビアでは女性の横顔が描かれていたり、フランスでは「自由・平等・博愛」の文字を組み合わせたデザインになっていたりするそうです。コインの裏を見比べることだけでも、ヨーロッパ各国に行った感覚を味わうことができました。また、硬貨の話だけではなく紙幣に描かれている風景は、ユーロ圏の国の有名な場所や建物ではなく、イメージで描かれたものだという話も伺うことができました。ユーロを使って生活したことのない私にとって、ラトビア銀行での硬貨の説明やラトビアがユーロに加盟するまでの展示は、非常に興味深くかけがえのない経験となりました。ラトビア中央銀行の見学の後は、リガ市内のレストランでVMUの学生と共に食事をしました。昨日会った学生も、今日初めて会う学生もおり、新しい出会いと交流の場となりました。(斎藤那菜)
 

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 昼食後は、現地の学生と共に過ごす最後の自由時間であった。文京生それぞれが、思い残しのないようにリガを散策したのではないだろうか。私は現地学生と共にリガを散策しながら、言葉が異なるのにどうしてたった数日で彼らと仲良くなれたのかと考えていた。これはラトビアだけではなく、ポーランドでもリトアニアでも同じであった。彼らは暖かく私たちを受け入れてくれて、数日の滞在をより濃いものにしてくれた。たとえ言葉が通じなくても、理解しようと常に質問をしてくれました。逆に自分たちはどうだったろうか。もっと共に過ごす時間を、自分たちからより深くできたのではないだろうか。自分が彼らにとった行動が良かったのかどうか分からないまま、リガの散策を終えホテルへと帰った。
 

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 本日の夕食は旅を無事に終えたことを祝う場となった。仲間と旅の思い出を語りながら、スライドショーの写真を眺めては笑っていた。一瞬のような16日間であった。旅のはじめは、あまり話したことのないメンバーと共にこれからどう過ごしていくのか。自分のプレゼンはどんな反応を受けるのか。拙い英語でもコミュニケーションがとれるだろうか。多くの不安をそれぞれが抱え、この旅に臨んだと思う。実際には、考えていた不安よりも現地での出来事、学生たち、全てに圧倒され不安を抱える暇もなかったのではないだろうか。一年間の講義を通して、多くの方々に出会い、3ヵ国について学んでからこの留学へ臨んだつもりであった。しかし、現地での出来事は全て予想を上回った。旅はここで終わるが、ここが私たちの人生の岐路である。この旅で得たことを活かすも無意味にしてしまうのも自分自身の行動次第である。数年後の自分が今日の自分を見て、あの時は楽しかったと思うだけではなく、あの時あの場所にあのメンバーでいたからこそ、今の自分があるのだと振り返れるように、これから何をするかを考えていきたい。今日この場所に来るまでに出会った全ての人々に、感謝を忘れずに生きていきたいと思います。(三浦卯月)
 
 

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