第一弾「新・文明の旅」現地リポート

2012年2月29日~3月16日迄、各学部から選抜された17名の学生がトルコ・ブルガリア・ルーマニアを訪問

「新・文明の旅」プログラム 2012 三カ国訪問ブログ|文京学院大学

学生報告⑤

2012年3月 6日 [ カテゴリ:イベント ]

2012年3月4日(新・文明の旅プログラム5日目)

 

今日はアンカラ大学の皆と別れてイスタンブールへ移動し、市内研修をしました。アンカラ大学の皆とは限られた時間の交流にも関わらず、とても充実した、楽しい時間を過ごすことができました。また、お互いを知ることのできるとてもよい、貴重な機会となりました。

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イスタンブールでは、著名なモスクである、ブルーモスクをまずは見学しました。そして、隣接する「トプカプ宮殿」を見学し、そこで、イスラム教の文化に触れ、トルコという国をまた一つ知る体験をしました。

そのトプカプ宮殿を見学している時に、ある1人のトルコ人男性と会いました。その人は聴覚障害者でした。私たちを見ると、紙とペンを取り出しました。そこで、日本の手話を知っていること、そして日本の震災によって東北の被災地を心配していることを、紙に書いてくれました。

このトルコ人男性は、聴覚障害者であるため、自分の言いたいことを言葉で言えず、それを紙に書いて表現しています。その紙によって、彼の言いたいことがわかったのです。しかし、私は彼の話す英語や、トルコ語が分らず、とても歯がゆい思いをしました。

そんな時、彼の知っている日本語の手話を使って、同時に私たちの一人が知っている手話を使って、お互いがわかりあえたのです。

つまり、彼が紙に書いた「東北を思って悲しんでいること」、「日本人に会えた喜び」などを、彼の言いたいことを手話を通して確認し、それを我々と共有することが出来たのです。

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東日本大震災から一年が経ちました。日本人でも、被災しなかった地方に住む人私たちは、3.11で被災された人々の悲しみを忘れている場合があります。そんな中、この遠い国で、言葉の壁を乗り越えて、互いを知る経験ができました。この経験は本当に素晴らしいことだと思います。

私は、この体験を通して、まずは、言葉は通じずとも身振りや手振りを交えて相手と交流することが大切なことが分かりました。また、相手とコミュニケーションをとろうとする姿勢が何よりも大切なのだと、改めて思いました。

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報告者:市川 未来(人間学部 児童発達学科)

コメント(1)

高橋 兼太2012年3月 8日 17:05

市川さん、お元気そうで何よりです!

 私自身、被災地に行き、3.11の事実が忘れ去られることが、
 被災者の方にとって何よりも悲しく辛いことであると実感し ました。
 悲しさも含めて、『想い』を共有できたことは何事にも
 かえがたい素晴らしい経験だと思います。

 引き続き自分らしく、自分の感じたことを大切にいきましょう☆