第一弾「新・文明の旅」現地リポート

第一弾「新・文明の旅」現地リポート

学生報告⑳

3月14日(新・文明の旅15日目)

 

ルーマニア訪問最終日はクーザ大学の授業参観日。実際の授業の風景や、経済学部棟を観ることが出来ました。私は人間学部所属なので、経済学部の世界を知るチャンスになりました。英語力の欠ける私には授業内容の8割は理解できず、とても残念でなりません。今後のためにも悔いの残らないように曖昧な英語力ではなく、確実な学びをしようと心から思う一日となりました。クーザ大③.png

 

その後クーザ大学のグッズ売り場にて買い物。長いようで短かった寮での生活を終え、ひまわりメンバーの皆さんと共にタクシーで空港へ向かいました。空港へ向かうタクシーの中ではルーマニアでの出来事を回想していました。訪問前のルーマニアのイメージは灰色の雰囲気で、トルコやブルガリアのような明るい印象はありませんでした。ブカレストからヤシに到着した時でも同じようなイメージしかなく、寒くて寂しそうな国のイメージが私の頭の中に染みついていました。しかし、国の印象は見かけで決まるものではないのです。そこに住む人々の温かい心が、どんなに暗い灰色のイメージも華やかな色に変えることのできるものだという事を、ルーマニアで学んだ気がしました。クーザ大経営②.png

 

ひまわりメンバーとの最後の時間を過ごし、たくさんのありがとうの気持ちを伝え、これ以上思い残すことのないように、一生懸命自分の思いを伝えることが出来ました。ヤシ市、クーザ大学。本当に素敵な街と人々でした。クーザ大経営③.png

 

ヤシからブカレストに向かい、ホテルのチェックインを終えた後、一つの部屋に皆で集まり、地元のスーパーで買った食材を持ち寄り、パーティを開いてお疲れ様会を行いました。皆といた時間は何よりも楽しく、私にとって宝物のような時間でした。新・文明の旅でこんな形で皆と関わることが出来て、学部も学年も目指す将来の方向も違う人たちと、1つの目標に向かって力を合わせることのできた旅は、生涯忘れることのできない思い出となるでしょう。クーザ大経営⑤.png

 

報告者:横須賀 咲月(人間学部コミュニケーション学科)