第一弾「新・文明の旅」現地リポート

2012年2月29日~3月16日迄、各学部から選抜された17名の学生がトルコ・ブルガリア・ルーマニアを訪問

「新・文明の旅」プログラム 2012 三カ国訪問ブログ|文京学院大学

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「新・文明の旅」プログラムは、「外に向かって日本を発信し、多様な情報をキャッチし、新たな創造ができる人間の形成」を目的とする教育プログラムです。 世界がアメリカ一極型から多極化してきている今、21世紀を生きる学生達は日本にとって重要になってくるユーラシア大陸の諸国に目を向けていく必要があります。

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「新・文明の旅」ボランティアチームに参加して③ <参加学生対談>

2012年3月22日 [ カテゴリ:イベント ]

対談メンバー:人間学部 中山ゼミ生 山田康平 漆戸香澄 吉池和代

 

①    どのような経緯で今回の被災地ボランティアチームに参加したのか?

 

(山田)私は、大学4年生の5月に初めて被災地に行き、ボランティア活動をしました。その後、就職活動などが重なり、なかなか被災地へ行くタイミングが掴めずにいました。   そこで今回、皆と一緒に、少しでも復興へ向けて活動ができればという思いで向かいました。

(漆戸)被災地ボランティア経験を活かせる、役に立てる、そして、今までのボランティア経験を踏まえて、震災支援に対する意見を海外に発信できると思ったため参加しました。

(吉池)私は、震災直後から「なにかできることはないか?」と漠然と思っていましたので、この機会に参加しました。宮城県と、福島県にボランティアへ行きましたが、私が行く前の思いと、被災地に行っての現状や、考えの違いに「ボランティアってなんでやるのだろう」とボランティアについてたくさん考え抵抗感ができ、気づいたらボランティアから足をひいていました。今回のボランティアチームの話を中山先生から聞き、1年経った今、もう1度ボランティアと向き合ってみようと思い、参加しました。

 

②    今回のチームに参加するにあたってどのような思いを持っていたか?

 

(山田)実際の活動内容は主に雪かきなどの活動でした。そして、今回のチームでは日本の現状やボランティア内容を海外へ発信するという役割があり、トルコとブルガリアの大学へスカイプを通じて報告をしたいと思いました。

(漆戸)自分に何ができるのか模索しながら参加しました。

(吉池)1年経って自分は、どういう思いを感じて何ができるのかを曖昧でした。

 

③    今回の活動内容について

 

(山田)トルコやブルガリアの大学生は日本の震災について、様々な想いを抱いていることを知り、とても嬉しく、頼もしく思いました。 

(漆戸)ボランティア活動についてスカイプをとおして自分の意見を発信できたことは大変有意義だったと思います。 

(吉池)被災地について、「日本は忘れてはいけない」と思いました。

 

④ 今回の活動に参加した感想

 

(山田)今回の活動後、渡しは大学を卒業しましたが、改めて、今後もボランティアに参加していこうと強く思いました。そして、1人でも多くの人へ自分の体験などを伝え、人の輪を繋げていきたいと思いました。

 (漆戸)遠野まごころボランティアセンターにて長期ボランティアをしている人たちから多くの刺激をうけました。必要なのは継続的な支援だと学んだ。これからも自分にできることを探して東北を応援していきたいと思っています。 

(吉池)震災は、大切な家、人、思い出の場所を消し1人の日本人としてこの震災は忘れてはならないと改めて思いました。ボランティアで出会ってきたボランティアの方々は、みんなが同じ気持ちで、同じ目標を持っているわけではありません。しかし、出会ったことに刺激、感動、私たちが忘れてはならないことを学びました。日本の事を知ろうとして下さったトルコ、ブルガリアの方々に深く感謝の気持ちを伝えたいです。また、私たちも世界へ日本を発信出来たことを、とてもいい機会だったと思います。人との繋がり、出会いの意味をここで学びました。今後も、この体験をいろんな人に話したり、繋がりたいと思いました。 

以上

「新・文明の旅」ボランティアチーム報告②

2012年3月22日 [ カテゴリ:イベント ]

私たち「新・文明の旅」ボランティアチームは、3月1日から4日間、バスで片道8時間かけて岩手県へ行ってきました。岩手県の中央部にあたる遠野市を拠点に、遠野まごころネットというボランティア集団と、2日間ボランティア活動に励みました。

2日目から具体的な活動が始まり、初めてのボランティアは、釜石市大槌町にある常楽院の清掃でした。ひなまつりが近いことから、お寺に人が集まる可能性があり、床掃除や窓ふき、積もった雪や埃を丁寧に掃除しました。そして、その後はお世話になっている、遠野まごころネット代表の佐藤正市さんにインタビューをさせていただきました。佐藤さんの話によると、ボランティアの数は少しずつ減っており、しかしまだまだ人手が必要ということでした。私たちは、厳しい現状や今後の課題について、大変貴重な話を聞くことが出来ました。この情報は、私たちの中だけに留めておくものではなく、日本に、世界に伝えていかなければならないことだと、強く心に響きました。

そして3日目は、釜石市箱崎町にあるお墓の雪かきでした。初めて本格的な雪かきをする生徒も多く、コートを脱いで、滑る斜面にスコップ片手で挑み、精を出しました。その日の昼に、私たちは現地に住む女性から、炊き出しをいただきました。その優しい気持ちは、冷たくなった足先だけでなく、ボランティア全員の心に思いやりという温かさを届けてくれました。午後の活動が終了したところで、遠野市にあるネットカフェへと移動しました。Skypeを使って活動報告をすべく、トルコのアンカラ大学と繋ぎ、生徒一人一人が熱い思いや現状について伝えました。

私たちは「外に向かって日本を発信し、多様な情報をキャッチする中で、新たな創造ができる人間形成」を目的に発足しました。今後も、今回の体験やリアルな情報をさまざまな場面で伝えていきたいと考えています。

外国語学部 2年 福原綾佳

「新・文明の旅」ボランティアチームに参加して

2012年3月22日 [ カテゴリ:イベント ]

この度、「新・文明の旅」ボランティアチームリーダーを務めた経営学部1年の塚本です。

私がボランティアチームリーダーをやろうと思ったキッカケは2つあります。

一つ目は、今回の東日本大震災で私自身も大きな被害を受けました。出身の茨城県の被害についてはメディアではあまり報道されませんでしたが、自宅は半壊し、周辺も震災時とほとんど変わっていません。また、今回のボランティア先である岩手県でも多大な被害を受けています。それに少しでも力になれればと思いました。

二つ目は、東日本大震災が発生してから約一年経過したリアルな被災地の状況、復旧、復興について自ら知り、また世界に発信する使命があると同時に、その機会を与えられておりそして、メディア等で触れられなかった情報を身につけ、何かをCreate出来る、自己と日本を発信したいと思ったからです。

本格的なボランティア活動は二日目から開始しました。この日は釜石市大槌町にある常楽寺というお寺の掃除をしました。釜石市に向かうバスの中で隊長(大槌町担当の人)から直接お話しを聞くことが出来ました!とても心に残った言葉があります。それは「3.11はもう一年ではなくまだ一年」という言葉です。メディアでは震災からもう一年が経つと報道されますが、現地の方々にとってはまだ一年しか経っていないという意味です。凄く深い言葉だと感じました。

また、現在遠野まごころねっとの理事を務めている佐藤さんから政府の動き、雇用、現状、ライフライン等について教えていただきました。

ボランティア三日目は、釜石市箱崎町のお墓周辺の雪かきをしました。毎日雪かきをしなければならない雪国に住んでいる人の大変さが伝わりました。

その後、現地のネットカフェでアンカラ大学とSkype交流をしました。限られた時間の中で不安はあったものの素晴らしいプレゼンを行うことができました。

その日の夜は、次のプレゼン先であるブルガリアのソフィア大学とヴェリコ・タルノヴォ大学とのSkype交流に向けての問題点について夜遅くまで話し合いました。もっと理解しやすい日本語を使うことやジェスチャーを使うこと、プレゼン順序の構成も変更しました。そのおかげか、ソフィア大学とヴェリコ・タルノヴォ大学とのSkype交流はさらに大成功でした。Skype交流後もFacebookを通じて交流しています。

 実際にボランティアを経験して多くのことを学ぶことが出来ました。

特に伝えたいのは、「3.11を忘れない」ということと「ボランティアはまだまだ足りていない」ということです。

1年前と比べるとメディアの報道も減り、記憶から消えていることも多いと思いますが、東日本大震災を絶対に忘れてはいけません。3.11を忘れないことは、風評被害を減少させるボランティアに繋がります。

また、驚いたことに、ボランティアに参加している人は日本人だけではなく、世界各国からたくさんの人々が参加しています。しかし、ボランティアの数はまだまだ足りていないということです。なので、是非ボランティアを体験して欲しいです。得るものは多くあると思います。また機会があれば、個人でもボランティアをしたいと思います。

 最後に、引率された教職員の方々、関係者の方々、中山ゼミ、ブレーメンズ、「新・文明の旅」プログラムメンバー等、皆様のおかげで全員怪我もなく無事にボランティアを終えることが出来ました。頼りないリーダーでしたが本当にありがとうございました。

最終学生報告

2012年3月20日 [ カテゴリ:イベント ]

3月15 / 16日(新・文明の旅プログラム最終日)

 

私たち派遣メンバーは、名残を惜しみながらもイスタンブールを発ち、成田へ向かっています。あっという間だったこの17日間の旅を、機上で振り返ってみたいと思います。

 

2月29日の結団式で、私は教職員の皆さんに「必ず成長した姿で帰って来ます」と決意表明をしました。トルコ・ブルガリア・ルーマニアの3カ国を訪問し、多くの人々と出逢い、それぞれの文化に触れ、様々な経験をすることで、17人の派遣メンバ-全員が大いに成長できたと感じています。集合①.png

まず、メンバー全員に共通して言えることは“コミュニケ―ション能力がアップしたこと”ではないでしょうか。メンバー間はもちろんのこと、他国の学生とのコミュニケーションも日を増すごとに積極的にできていたように思います。お互いに第二言語もしくは第三言語をツールとして会話をするため、簡単にはいかないことも多々ありましたが、伝わったときの嬉しさもたくさん経験することができました。外国語学部の私としては、「もっと英語が話せたらなぁ」という思いもありました。しかし、この気持ちを味わったことで、帰国後の英語学習へのモチベーションへと繋がりました。

 

プログラム第1回目の今回は、トルコではアンカラ大学・ブルガリアではソフィア大学とヴェリコタルノヴォ大学・ルーマニアではクーザ大学といった名門大学の学生たちと交流ができ、現地の学生たちの学習への意欲や日本へ興味を持って下さっていることを知り、「負けられない」と刺激されました。このような貴重な機会を設けてくださった先生方に感謝します。そして、これからも出逢った学生たちとの繋がりを持ち続けたいと思います。集合②.png

 

トルコ・ブルガリア・ルーマニアへ行ってみて初めて知ったことが数多くあります。雪景色のカッパドキアやイスタンブールのブルーモスクなど、建造物の美しさはテレビや本で見ていた物以上でした。それだけではなく、各国で出逢ったガイドの方々やホームステイ先の家族など、出逢ったすべての人々の優しさは、現地へ行かなければわからなかったことです。そして、各国でカルチャーショックを受けるうちに、改めて日本の素晴らしさに気づかされました。食べ物がおいしいこと、トイレに紙があること、バスタブがあることなど、当たり前だったことが世界では当たり前でないことを知ることができました。集合③.png

 

さらに、この旅で4つの異なる学部に所属するメンバーそれぞれの特色を、この旅で生かせたように思います。英語を他の学部生へ伝えたり、英語で話す際のサポートをする外国語学部生。Skypeを接続する際などに活躍する経営学部生。ジェスチャーや持ち前のユーモアで溶け込む人間学部生。そして、体調を崩したメンバーを気遣う保健医療学部生。被災地ボランティアとして岩手で活動し、Skype中継で他国へ日本の現状を発信してくださったメンバーや、新・文明の旅に関わって下さった教職員の皆さんの支えがあったからこそ、この旅が成功に終わったのです。関係者の皆さま、本当にありがとうございました。集合④.png

 

帰国後、17日間で得たことを他のメンバーや二期生となる後輩、文京学院の学生・外部へと発信していきたいと思います。

新・文明の旅はまだまだ続きます!!

 

報告者:第1回「新・文明の旅」プログラム 3ヵ国派遣団 団長 石川 未来(外国語学部英語コミュニケーション学科)

学生報告⑳

2012年3月20日 [ カテゴリ:イベント ]

3月14日(新・文明の旅15日目)

 

ルーマニア訪問最終日はクーザ大学の授業参観日。実際の授業の風景や、経済学部棟を観ることが出来ました。私は人間学部所属なので、経済学部の世界を知るチャンスになりました。英語力の欠ける私には授業内容の8割は理解できず、とても残念でなりません。今後のためにも悔いの残らないように曖昧な英語力ではなく、確実な学びをしようと心から思う一日となりました。クーザ大③.png

 

その後クーザ大学のグッズ売り場にて買い物。長いようで短かった寮での生活を終え、ひまわりメンバーの皆さんと共にタクシーで空港へ向かいました。空港へ向かうタクシーの中ではルーマニアでの出来事を回想していました。訪問前のルーマニアのイメージは灰色の雰囲気で、トルコやブルガリアのような明るい印象はありませんでした。ブカレストからヤシに到着した時でも同じようなイメージしかなく、寒くて寂しそうな国のイメージが私の頭の中に染みついていました。しかし、国の印象は見かけで決まるものではないのです。そこに住む人々の温かい心が、どんなに暗い灰色のイメージも華やかな色に変えることのできるものだという事を、ルーマニアで学んだ気がしました。クーザ大経営②.png

 

ひまわりメンバーとの最後の時間を過ごし、たくさんのありがとうの気持ちを伝え、これ以上思い残すことのないように、一生懸命自分の思いを伝えることが出来ました。ヤシ市、クーザ大学。本当に素敵な街と人々でした。クーザ大経営③.png

 

ヤシからブカレストに向かい、ホテルのチェックインを終えた後、一つの部屋に皆で集まり、地元のスーパーで買った食材を持ち寄り、パーティを開いてお疲れ様会を行いました。皆といた時間は何よりも楽しく、私にとって宝物のような時間でした。新・文明の旅でこんな形で皆と関わることが出来て、学部も学年も目指す将来の方向も違う人たちと、1つの目標に向かって力を合わせることのできた旅は、生涯忘れることのできない思い出となるでしょう。クーザ大経営⑤.png

 

報告者:横須賀 咲月(人間学部コミュニケーション学科)

学生報告⑲

2012年3月20日 [ カテゴリ:イベント ]

3月13日(プログラム14日目)

 

文明の旅も終盤に入っている。ルーマニアの学生と終日交流ができるのは、今日が最後だ。この日はクーザ大学の学生にヤシ市内を案内してもらい、市内でも一番大きなモールに連れて行ってくれた。

 

最初の市内研修では、ルーマニアの偉人の肖像がまつられた公園を見学し、国立図書館や国際映画館などを見て回った。ヤシ②.png

 

市内研修を通してトルコやブルガリアと少し違う点があることに気づいた。ルーマニアは歴史的偉人の像が多く、更にさまざまなジャンルでの偉人を奉ることが多いみたいだ。例えば詩人、作家などの今までの訪問国とは少し違ったジャンルの有名人の像があった。中でもミハイ・エミネスクの像がとても印象的だった。ミハイは記念碑だけでなく、広大な公園一帯に讃えられたように感じた。これ以外にも、ルーマニアでは様々な分野に有名人を有していることが伺えた。しかし、この時は残念ながらヴァンパイヤなどの像は見当たらなかった。

 

次にルーマニア正教会を見学した。ブルガリアと同様に、教会内は聖人の画像が多く、ブルガリアのリラの僧院を思い出させた。教会内は不思議な雰囲気を漂わせており、中に入るとメンバー一同の背筋が自然と伸びた。教派が違っていても、神聖な場所は人間を変えるところなのだと感じた。ヤシ③.png

 

歴史に触れる午前中と一変し、午後は現代文化に触れるため、若者の聖地モールを訪問した。文明メンバーは大喜び。不謹慎かもしれないが、これも“今の”若者文化を知る方法の一つ。それぞれ収穫はあったのではないかと思う。私はお土産を数点購入。モールに入って思ったのが、基本的に衣類の物価は高めに設定されている点。トルコと違って、ルーマニアのモールでは日本人を珍しがる人が少なかった。トルコとルーマニアでの親日のレベルは大きく違っている事が伺える。

 

モールでは色々なものを購入したが、ルーマニア来訪の記念になる商品を売っているお店が非常に少ないことを強く感じた。唯一見つけたのが、マグネットやヴァンパイヤの絵が入ったマグカップである。午前中はお目にかかれなかったヴァンパイヤにこんなところでお会いすることが出来たのは光栄だ。

 

その後、路面電車(トラム)に乗りドミトリーに戻った。日本では貴重な路面電車も、ルーマニアやブルガリアでは多くの場所で元気に走り回っていた。そういえば、こちらに来てから電車に乗っていない。次の訪問時には是非とも乗ってみたいものだ。ヤシ①.png

 

夕食は時にピザでお別れパーティーをした。ルーマニアのピザを食べるのは2回目だったが、とてもおいしい。味は質素だが日本人の口に合った味つけをしていると感じた。

ヤシ大学の学生がパーティーの途中に泣き出してしまった。つられて我々も泣き出してしまった。別れは悲しいものだ。自分も思わず泣いてしまった。しかし、不思議と最初の訪問地アンカラ大学での別れに比べると悲しみは少なかった。旅の中で繰り返される出会いと別れのおかげで、ちょっとだけ免疫が付いたような気がする。自分が成長しているのかどうかわからないが、個人的には少し悲しい。クーザ大⑤.png

 

明日はヤシ大学の学生との別れの日と大学の授業見学。どんな授業なのかとても興味がある。しかし、別れもあるのでとても複雑である。気合をいれて残りの旅を楽しもう。

 

報告者:日暮 武蔵(経営学部経営学科経営コミュニケーション専攻)

学生報告⑱

2012年3月20日 [ カテゴリ:イベント ]

3月12日(プログラム13日目)

 

ルーマニア滞在4日目は、クーザ大学の学生との交流が行われました。午前中はアレクサンドル・イオン・クーザ大学のキャンパスツアーに参加しました。

ヤシ大学は約4万人の学生が通う大きな大学です。そのため、私たちが滞在しているヤシ市内には、多くのキャンパスがあります。全てのキャンパスを見ることは適いませんでしたが、FEBAという経営学部のキャンパスや、クーザ大学の卒業生との交流を支援する施設、実際の講義風景などを見学しました。どの学生も真剣に授業に取り組み、キャンパスを見学している私たちを快く迎えてくださいました。自分の将来の夢に向かって努力すること、そこに国による違いはありません。同じ大学生として刺激を受け、自分ももっと頑張ろうと励みになりました。クーザ大①.png

 

午後は、文京学院大学とクーザ大学の学生の個人プレゼンテーションと、交流プログラムを行いました。個人プレゼンテーションでは、自分の学部学科の紹介や、所属しているプロジェクト、研究していることなどを発表しました。テーマや構成の仕方などは様々でしたが、どの発表も素晴らしいものでした。クーザ大プレゼン③.png

 

交流プログラムでは、私たち文京学院生が予め考えていた企画を行いました。“日本文化の紹介”をテーマに、伝統的な遊び、アニメ・漫画、漢字の3つのブースを作り、それぞれをクーザ大学の学生に体験してもらいました。この交流プログラムはクーザ大学の学生に楽しんでもらえるように何回も話し合い、プランを立てては練り直し、万全な準備をしてきました。プログラムを行うまでは、本当にクーザ大学の学生が楽しんで企画に参加してもらえるか不安な気持ちもありましたが、実際に行ってみると交流プログラムに積極的に参加し、楽しんでくれている様子でほっとしました。クーザ大プレゼン②.png

 

プログラムを通してクーザ大学の学生と多くの交流をすることが出来ました。クーザ大学には今まで行ったトルコ、ブルガリアの大学ように日本語学科はありません。しかし、日本に興味・関心をもっている学生は多くいました。日本とルーマニアの間には距離はありますが、お互いに興味・関心を持ち交流を深めていくことで、今まで以上に距離が縮まり、関係を深めていくことができると思います。今回の旅で経験したこと学んだことを、日本に帰ってから多くの人に知ってもらえるよう発信する、それが私たちにできる両国の関係を深めていくためにできる最初のアプローチです。クーザ大プレゼン⑥.png

 

私たちの旅も終わりに近づいてきました。旅の疲れもありますが、健康面、体調面に気を付け、最後まで多くのことを吸収し、成長し続けていきたいと思います。クーザ大プレゼン⑦.png

 

 

報告者:田中 琴絵(人間学部児童発達学科)

学生報告⑰

2012年3月20日 [ カテゴリ:イベント ]

3月11日(新・文明の旅12日目)

 

今日は日本文化交流団体『ひまわりの会』との共同企画「ひなまつり」の日でした。私たち文京学院生だけが提供するブースもいくつかあり、それぞれ皆と手分けして必要なものを持ってきていました。ところが、いざ準備をしようとすると予定されていたはずのブースが無い、この時間からしか行ってはいけない、などの思いがけないハプニングがあり、その情報を聞かされていなかった私たちは混乱してしまいました。私たちは臨機応変に行動しましたが、情報伝達の難しさを痛感し、日本とルーマニアの感覚の違いに戸惑ってしまいました。これもこのプログラムならではの貴重な異文化交流なのかもしれません。ひまわり⑦.png

 

ひなまつりには多くの地元住民は来場されました。始まってから既にいくつかのブースは活動を行っていたのですが、茶道のブースは17時からしか活動を行ってはいけないという指示を受け、私たちは不思議に思い、ひまわりの担当者と話し合いました。始めは担当者の方もOKをくれなかったのですが交渉の結果、時間の指定無しで茶道ブースを行ってもいいという事になりました。ひまわり②.png

 

私は自分から意見を言うことが出来ず、特に初対面の人と話すことは苦手です。更に英語も話せないという不利な状況でしたが、一緒にいてくれた仲間の助けと、この状況を少しでも改善したいという思いで乗り越えることが出来ました。ひまわり⑤.png

 

日本人としての常識が通じないという世界で、自分の意見を主張することはとても大変なことです。しかし、誰かに何かを伝えるという事は相手を知る一歩にもなると思いました。言わなければ、はっきりと伝えなければ自分の思いは理解されないのだと、この旅を通して日々感じています。ひまわり④.png

 

報告者:市川 未来(人間学部児童発達学科)

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